関連
マミさん「深夜ファミレスでダベりましょう!!!」 まどかさやか「はい!!!」
マミさん「ファミレスでダベらない?」 さやか「イイッスねー」 まどか「・・・」
マミさん「深夜ファミレスでダベるわよー」 さやか「うーす」 まどか「・・・」
マミさん「深夜ファミレスでダベりましょう・・・」 さやか「っスね・・・」 まどか「・・・」
マミさん「朝までファミレスでダベるわよー」 さやか「マジすか」 まどか「・・・」
マミさん「今夜もファミレスでダベるわよー」 さやか「おー」 まどか「・・・」ズズー
マミさん「ファミレスでダベろうと思うの」さやか「行きますかー」 まどか「・・・ふあ」
マミさん「とりあえずファミレスでダベるでしょ?」 さやか「まあ」 まどか「・・・」コクッ
深夜 ファミレス
マミさん「アレらしーわねー」
さやか「・・・」
マミさん「アレらしいわねー美樹さん」
さやか「・・・」
さやか「・・・なんスか」
マミさん「・・・おバカブーム」
さやか「・・・」
さやか「まぁー・・・いや・・・なんつーか・・・」
マミさん「・・・」ズズー
元スレ
マミさん「結局ファミレスでダベるのよね」 さやか「そうですね」 まどか「・・・」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1409423133/
さやか「旬は過ぎた感じしますけどねぇー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いやいや・・・でもね?正直ね?」
さやか「・・・」
マミさん「私もなりたいのよ」
さやか「・・・」
マミさん「おバカに・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
まどか「・・・」ジンジャーエールズズー
マミさん「だって毎日楽しそうじゃない?・・・おバカって」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・」
マミさん「悩みなんてなさそうじゃない」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・」
さやか「バカが悩みなんじゃないスかね?」
マミさん「・・・」
マミさん「あっそっか・・・」
まどか「・・・ふぁ」
マミさん「いや、やっぱりそれも無いわよ」
さやか「・・・」
さやか「何でですか?」
マミさん「本当にバカだったら自分がバカってことさえ気づかないと思うのよ」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「あっそっか・・・」
マミさん「でしょ?」
さやか「はい」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「なりたいわ・・・おバカ・・・」
さやか「・・・」
さやか「確かに・・・悩みが無かったら人生楽しいッスよね・・・きっと」
マミさん「ね・・・」
さやか「・・・」
さやか「ジェムもあんま濁らないでしょうし」
マミさん「ね・・・」
マミさん「はーあ・・・おバカは良いわねー・・・毎日楽しく生きれて」
さやか「・・・」
さやか「楽しくないんですか?」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ?」
さやか「・・・いや」
さやか「マミさんはアタシらと一緒にいても楽しくないのかなーって・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「イヤイヤイヤ」
さやか「・・・」
マミさん「違うわよ美樹さん・・・違うの」
マミさん「そういうことじゃないのよ」
さやか「・・・」
マミさん「私は楽しいわよアナタたちと居ると」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「こうしてお喋りしてるだけでもね・・・とっても楽しいのよ」
さやか「・・・」
マミさん「でもね、私ってね?」
マミさん「5秒ごとに新しい悩みが生まれる女の子な訳じゃない?」
さやか「・・・」
さやか「はあ」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「考える人とかムンクの叫びとかあるでしょ?」
さやか「・・・」
さやか「ありますね」
マミさん「時代が時代ならね?あのモデル実は私だったんじゃないのってくらいのレベルな訳なのよ」
さやか「・・・」
マミさん「そのくらい悩み大き人生なのよ私は・・・」
マミさん「なにも考えてないおバカとは無縁なのよ・・・残念ながらね」
さやか「・・・あー・・・」
さやか「はあ・・・」
マミさん「でも実際私ってそうでしょ?」
さやか「えっ」
マミさん「えっ?」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「で・・・ですね・・・・・ハハ」
マミさん「・・・」
マミさん「何よその反応」
さやか「・・・えっ」
マミさん「何よその『つーかマミさんはおバカだよね』的な反応」
さやか「いっ、イヤイヤそんな・・・」
マミさん「・・・」
さやか「思ってないっスよ・・・」
マミさん「・・・」
さやか「全然・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「もう4時なんスね・・・」チラッ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「え?それは何?わたしが中2のときの化学の授業のこと言ってるわけ?」
さやか「・・・」
さやか「えっ?」
マミさん「元素記号を暗記しないと帰れないってアレでマミさん夜まで残されてましたよね的な見下しなわけ?」
さやか「・・・え」
マミさん「自分は6時には帰れましたけど的な?」
さやか「・・・」
さやか「イヤ・・・」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「イヤ悪いんだけどね美樹さん?私は悟ったのよ?」
さやか「・・・」
マミさん「こんなの覚えても私のビッグな夢を叶えるのに何の役にも立たないってね!」
さやか「・・・」
さやか「あ・・・はい」
まどか「・・・」ストローねじねじ
マミさん「だいたいね・・・覚え方からして意味不明じゃない」
さやか「・・・」
マミさん「スイヘーリーベ僕のフネ」
さやか「・・・」
マミさん「何よそれ!訳わからないわよ!」バンッ
さやか「・・・」
マミさん「スイヘーリーベ僕のフネ」
まどか「・・・」
マミさん「こんな意味不明な一文なのよ?」
さやか「・・・」
マミさん「何の疑問も湧かない人ってどうなの?正直」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「ソレを言われるがまま丸暗記できた人だけが誉められて」
さやか「・・・」
マミさん「疑問に思った私だけが居残り・・・」
まどか「・・・」
マミさん「どーなのよこの教育制度!」バンッ
さやか「・・・すんません」
マミさん「ったく」
さやか「・・・」
マミさん「そもそも水兵リーべよ?」
さやか「・・・」
マミさん「誰よって話じゃない」
さやか「いやっ、ですよね!ホントその通りっスよ!」
さやか「ねっまどか!」チラッ
まどか「・・・」ガリガリガリ
さやか「・・・」
さやか「ま・・・まどか」
まどか「・・・」頭ガリガリガリ
さやか「ご、ゴメンまどか・・・アタシがマミさんに火つけちゃって・・・」
まどか「・・・ブツブツ」ガリガリガリ
さやか「!」
まどか「スイヘーリーベ僕のフネ・・・スイヘーリーベ僕のフネ・・・」ガリガリガリ
さやか「・・・」
まどか「僕のフネ・・・僕のフネ・・・」ガリガリガリ
さやか「ま、まどか・・・?」
まどか「・・・」
まどか「僕のフネ・・・」
さやか「えっ」
まどか「この後が出てこなくってさぁ・・・」ガリガリガリ
さやか「・・・」
マミさん「私は恨んでるのよ・・・この日本の教育をね」
まどか「僕のフネ・・・スイヘーリーベ・・・」ガリガリガリ
さやか「・・・」
さやか「ま、マミさん・・・この後のやつ知りませんか?」
まどか「・・・」ガリガリガリ
さやか「そろそろ血がにじむ勢いなんスけど・・・」
まどか「・・・」ガリガリガリ
マミさん「・・・いや美樹さん・・・アナタ勘違いしてるわ」
さやか「・・・」
さやか「えっ」
マミさん「私はね?あのとき理解したんじゃないのよ」
マミさん「詰め込まれた訳なのよ・・・学校に」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ガリガリガリ
マミさん「だからね『わかった?』って聞かれたらわかってないのよ」
まどか「・・・ブツブツ」ガリガリガリ
さやか「・・・」
マミさん「『知ってる?』って聞かれたら・・・まあ知らなくは無い・・・っていうか」
まどか「・・・ブツブツ」ガリガリガリ
さやか「・・・」
マミさん「だからね?」
まどか「・・・」ガリガリガリ
さやか「だあー!!!もう!!!うるさい!!!」バンッ
マミさん・まどか「」ビクッ
さやか「もういいじゃん!!!水兵リーべ僕のフネは沈んだよで!!!」
マミさん・まどか「・・・」
さやか「フーッ・・・フーッ・・・」
マミさん・まどか「・・・」
マミさん・まどか「うん・・・」
3人の夜は更けていく
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」チラッ
時計「5時30分」
さやか「・・・」
さやか「・・・ハァ」
マミさん「ねえ」
さやか「・・・」
マミさん「何かないの?」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「フリスクなら・・・ありますけど・・・」スッ
マミさん「・・・」
さやか「一応アタシも大事に食べてるんで」
マミさん「・・・」
さやか「1人2粒までなら・・・いいっスけど」コトッ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「イヤイヤイヤ」
さやか「・・・えっ」
まどか「・・・」フリスクシャッシャッ
マミさん「そっちじゃないでしょ美樹さん!」
さやか「・・・」
さやか「えっ・・・じゃあ・・・どっちスか・・・?」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ハァ」
さやか「?・・・?・・・」
マミさん「トークよトーク!!美樹さん!!!」
さやか「あっ・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「・・・」
さやか「そっちスか」
マミさん「そっちしかないでしょ!もう!」
さやか「・・・」
さやか「ですよね・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」フリスクシャッシャッ
さやか「トーク・・・」
マミさん「・・・」
さやか「トーク・・・トーク・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「イヤイヤ美樹さん・・・そんな考えることないでしょ」
さやか「・・・」
マミさん「毎日生きてるわけだし・・・何かしらあるでしょー?」
さやか「・・・」
さやか「いやー・・・」
さやか「まあありますけど・・・なんか微妙な話ばっかりですよ?」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」フリスクシャッシャッ
さやか「やっぱり聞いてもらうからにはその・・・」
マミさん「・・・」
さやか「それなりに面白くないと失礼かなー・・・と」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・フゥ」
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「来なさいよっ!」
さやか「えっ」
マミさん「いやね、美樹さん・・・私たちピュエラ・マギ・ホーリー・トリオなのよ」
さやか「・・・」
マミさん「何でも話せる仲じゃない・・・遠慮してどうするのよ」
まどか「・・・」
マミさん「鉄球みたいに弾まない話でも私たちは受け止めてみせるわ」
さやか「・・・」
さやか「マミさん・・・」
まどか「・・・」フリスクシャッシャッ
さやか「でも・・・」
マミさん「イヤ・・・ホント思うのよ私」
さやか「・・・」
マミさん「ドラマみたいに悩みとかをなんでも話せる仲より、」
さやか「・・・」
マミさん「どーでもいいいい話を話せる仲の方が深いんじゃないかなって」
さやか「・・・」
さやか「今日、テレビのリモコンのCSボタンが壊れてることに気付いたんすけど・・・」
マミさん「・・・」
さやか「ウチ・・・CS入ってないんスよ」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ズズー
まどか「・・・」
まどか「・・・」フリスクシャッシャッ
さやか「・・・」
さやか「ホラー!こーゆー空気になったじゃないっスかー!」
マミさん「・・・」
マミさん「違うわよ美樹さん」
さやか「えっ」
まどか「・・・」フリスクカランカラン
マミさん「美樹さん・・・アナタどれだけ私たちに気を使ってるのよ」
さやか「・・・」
さやか「え・・・」
マミさん「ハッキリ言って今の美樹さんの話・・・パーティートークレベルよ」
さやか「・・・えっ・・・」
マミさん「暁美さんが笑いすぎて脱糞するレベルよ?」
さやか「・・・本当?」
マミさん「本当!本当!」
さやか「・・・そっかあ・・・面白いんだあ・・・アタシの話・・・」
マミさん「ウフフ」
まどか「・・・」フリスクゴリッゴリッ
マミさん「ねえ鹿目さん」
まどか「・・・」ゴリッゴリッ
まどか「なんれひゅか」ゴリッゴリッ
マミさん「美樹さんに聞かせてあげてくれないかしら?」
さやか「・・・」
マミさん「気兼ねない鉄球トークをね!」
まどか「・・・」ゴリッゴリッ
まどか「・・・」ゴリッゴリッ
まどか「・・・」ゴックン
まどか「わかりました」コホン
さやか「・・・」
まどか「ママが・・・タトゥーいれまして」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「ハートの・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ズズー
まどか「あとこの間・・・」
まどか「ママが・・・QBと契約して魔法少女になりました」
マミさん「・・・」
まどか「会社も辞めて・・・これからは魔法少女で稼いでいくらしいです」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「き・・・気使いすぎでしょ・・・鹿目さん・・・」
3人の夜は更けていく
おしまい