つづき

夫が独身の頃から住んでた家賃4万2DK のぼろアパートに住んでるんだけど
いい加減狭かったしもう少しだけ家賃に色付けても大丈夫だったから
引っ越さないかと私が夫に提案した。
それが先週の金曜。
夫は家賃が高くなると自分だけの給料じゃ賄えないからと反対した。
でももう限界だと、夫に説明したら
夫「家賃を払うお金はない。。。二人の間とって家買うって言うのはどお？」
何言ってるのか全然判らなかった。
ちょっとしか家賃上げられないのにローンなんか払えるわけない。
そもそもローンが通らないと説明したら
夫「週明けまで待っててね」
って言って給料振込口座の通帳持っていった。
何するのか全く判らなかった私は夫を責めた。
本当に離婚するかと思ってた。
夫はいつも通りニコニコしてるだけだったのが更に腹が立った。
微々たる金額だけど貯金してたのにギャンブルに注ぎ込むんだと思ったから。

昨夜、夫は「はい」って言って通帳を渡してきた。
持っていった時より3000万増えてた。
腰抜かしておしっこ漏らしちゃったw
なんで、一体どうやって？
夫のご両親は結婚前から既に鬼籍だし一人っ子だし親戚の話しも聞いたことないし..
まさか犯罪...？
なんて思ってたら
夫「僕小金持ちなの。言わなかったっけ？」
って知らない夫名義の通帳見せられたら残高2000万の文字。
あとオーストラリアドルと南アフリカランドで300万づつ。
アメリカのなんとかファンド何件かに合計1000万あるよって言われた。

つづきます

つづき

夫は昼行灯気取ってただけだった。
昔、私と出会う前夜も昼もなく働いてたこと。
使う時間もないのにお金だけ貯まっていった事。
更にITバブルの頃買った株が何十倍にもなったこと。
もうあくせく働いて生きるよりは最低限の生活費だけ稼いで好きに生きようと思ってた事。
配当金でおこづかい足りてたこと。

私はなにも知らなかった。

自分の都合の良いようにしか捉えない人だと思ってた。
私「はぁー今月ギリギリだわー」
夫「節約生活も楽しいよね！なんか工夫するの愉しい！」
万事こんな感じ。
こんな話をノータイムで言ってくるから頭は良いんだろうなー
その頭仕事に使えばもっと稼げるのにってずっと思ってた。
夫は若いうちに稼げるだけ稼いで気楽に生きようとしてただけだった。
自分の人生設計を設計通りに生きてるだけだった。

夫「このお金で足りるかなー？」
なんて呑気に言ってたけどもう十分です。
私はもう一生夫には敵わないと思った。
ずっと夫の掌の上で踊らされてたのがちょっとムカつくw
家賃浮くお金で貯金して夫に返さないと。

おわり

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ささやかな愚痴で壮大なノロケだった！
奥さま、素敵な旦那さまね、お幸せに～。