1: 2018/01/13(土) 11:21:59.48 ID:CAP_USER9
プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が開かれ、公認野球規則からいわゆる「2段モーション」を反則投球とする項目が削除され、これまで禁止されていた「2段モーション」が唐突に解禁の方向になった。
理由は、また「国際化」ということらしい。筆者は、元来、「2段モーションの厳格な禁止」は、もう廃止にすべきだという考え方だったから、今回の英断には大賛成である。
ただ、なぜ今だったのか、そして昨季、西武の菊池雄星を悩ませた「2段モーション厳格化問題」は何だったのか、という疑問が残る。
菊池は昨年8月17日の楽天戦と24日のソフトバンク戦で、計3回にわたって反則投球の判定を受け、ソフトバンク戦では、その判定で我を失ったように3回7失点KOされている。
ヤクルトの小川泰弘やロッテの涌井秀章、石川歩、楽天の高梨雄平など、他にも「2段モーション」について“灰色の投手”がいたにもかかわらず審判によってマチマチの曖昧な基準によって菊池が狙い打ちにされた。
西武側も抗議。NPBの審判団と話し合いを持ちながら菊池がフォーム修正したことで解決されたが、この菊池の問題が議論を呼び、今回の「2段モーション解禁」につながったという。
だが、菊池が失った1勝もフォーム修正に四苦八苦した無駄な時間も帰ってこない。
もっと言えば、この「2段モーション」の厳格な禁止ルールは、アテネ五輪やWBCの経験から「国際化に対応する」との理由で2006年から本格導入されたが、当時「2段モーション」の警告を受けてフォーム修正を余儀なくされた阪神の藤川球児、横浜の三浦大輔、楽天の岩隈久志、ソフトバンクの斉藤和巳らの苦労はなんだったのか。
そもそもメジャーでもメジャー規則にのっとったWBCなどの国際ルールにも「2段モーション禁止」など明記されておらず、12年前の導入理由にも無理があったのである。
岩隈は、その年、わずか1勝に終わっておりスポーツライターの丹羽政善氏の取材に対して「肩が痛かったこともあったが(フォーム修正と1勝に終わった不調は)無関係でなかった」と語っている。
岩隈の場合、スムーズな体重移動と、ボールのリリースと足の動きとをリンクさせるために苦労して身につけたモーションを修正しなけらばアウトとされていたのだから、なおさら。
しかも、岩隈はメジャー移籍後は、一切「2段モーション」の指摘を受けることもなく、菊池が参考にしているドジャースのエース、クレイトン・カーショーなど日本のルールに照らせば明らかな「2段モーション」の投手がメジャーでは正々堂々とまかり通っているのだ。
目指していた「国際化」が「国際化」でもなんでもなかったことに気づくまで12年間も「2段モーション禁止ルール」が放置されたままだったのだ。この罪は重い。NPBの対応があまりに遅すぎた。選手は生活がかかっているのである。
(続きます)
https://news.infoseek.co.jp/article/thepage_20180113-00000001-wordleafs/
理由は、また「国際化」ということらしい。筆者は、元来、「2段モーションの厳格な禁止」は、もう廃止にすべきだという考え方だったから、今回の英断には大賛成である。
ただ、なぜ今だったのか、そして昨季、西武の菊池雄星を悩ませた「2段モーション厳格化問題」は何だったのか、という疑問が残る。
菊池は昨年8月17日の楽天戦と24日のソフトバンク戦で、計3回にわたって反則投球の判定を受け、ソフトバンク戦では、その判定で我を失ったように3回7失点KOされている。
ヤクルトの小川泰弘やロッテの涌井秀章、石川歩、楽天の高梨雄平など、他にも「2段モーション」について“灰色の投手”がいたにもかかわらず審判によってマチマチの曖昧な基準によって菊池が狙い打ちにされた。
西武側も抗議。NPBの審判団と話し合いを持ちながら菊池がフォーム修正したことで解決されたが、この菊池の問題が議論を呼び、今回の「2段モーション解禁」につながったという。
だが、菊池が失った1勝もフォーム修正に四苦八苦した無駄な時間も帰ってこない。
もっと言えば、この「2段モーション」の厳格な禁止ルールは、アテネ五輪やWBCの経験から「国際化に対応する」との理由で2006年から本格導入されたが、当時「2段モーション」の警告を受けてフォーム修正を余儀なくされた阪神の藤川球児、横浜の三浦大輔、楽天の岩隈久志、ソフトバンクの斉藤和巳らの苦労はなんだったのか。
そもそもメジャーでもメジャー規則にのっとったWBCなどの国際ルールにも「2段モーション禁止」など明記されておらず、12年前の導入理由にも無理があったのである。
岩隈は、その年、わずか1勝に終わっておりスポーツライターの丹羽政善氏の取材に対して「肩が痛かったこともあったが(フォーム修正と1勝に終わった不調は)無関係でなかった」と語っている。
岩隈の場合、スムーズな体重移動と、ボールのリリースと足の動きとをリンクさせるために苦労して身につけたモーションを修正しなけらばアウトとされていたのだから、なおさら。
しかも、岩隈はメジャー移籍後は、一切「2段モーション」の指摘を受けることもなく、菊池が参考にしているドジャースのエース、クレイトン・カーショーなど日本のルールに照らせば明らかな「2段モーション」の投手がメジャーでは正々堂々とまかり通っているのだ。
目指していた「国際化」が「国際化」でもなんでもなかったことに気づくまで12年間も「2段モーション禁止ルール」が放置されたままだったのだ。この罪は重い。NPBの対応があまりに遅すぎた。選手は生活がかかっているのである。
(続きます)
https://news.infoseek.co.jp/article/thepage_20180113-00000001-wordleafs/
90: 2018/01/13(土) 12:07:26.82 ID:OlikfOjSO
>>1に名前があがった投手たちは、見事にフォーム修正対応したな。
一流ってこういう対応も出来るんだなと改めて感服。
一流ってこういう対応も出来るんだなと改めて感服。
93: 2018/01/13(土) 12:09:54.20 ID:pDXvZFVA0
>>90
一流どころは色々考えてやってるんだろうな
一流どころは色々考えてやってるんだろうな
2: 2018/01/13(土) 11:22:10.42 ID:CAP_USER9
(続き)
菊池はメジャー移籍を希望しているが、メジャースカウトの中には「ビッグリーグでは、まったく問題のない2段モーションを気にするあまり菊池の持ち味が消えてしまうのが心配」という声さえあったのだ。
かつてタイガース、ホークスでプレーした評論家の池田親興さんも、「なぜ始めたかの理由が国際化で今回辞めるにも国際化ではよくわからない。説明不足、議論不足。閉じ方も乱暴すぎる」と、疑問を投げかける。
「審判によって判断がマチマチで菊池が昨年は突如として反則投球を取られて修正に苦しみKOされた試合もあった。
ライアン小川がOKで菊池が、なぜダメかの境界線も曖昧だった。私は、これまで子供達への野球教室などでは、“2段モーションなど気にせずに自分の投げやすい形で投げなさい”と教えてきたが、
2段モーションは禁止だからと、そこに神経質になっている指導者の方々も少なくなかった。
アマチュアの現場も混乱させる2段モーションの厳格化には大反対だったが、今度は、満足な説明もないまま、突然、廃止だという。
こういうことに振り回されると、プロだけでなくアマチュアも混乱させる。しっかりと、導入の過程から、この12年間を総括、議論した上で、廃止にいたった経緯と、今後の方針を説明すべきだろう」
なぜ対応が遅れたのか。組織の膠着化か、審判の運営システムに問題があるのか、その部分の総括、改善も含めて議論しなければ、この国の野球はいつまでたってもメジャーリーグに右に倣えの状況から脱却できないのではないか。
おそらく今回の「2段モーション解禁」で菊池は、いらぬストレスから解消されて恩恵を受けるだろう。
あからさまの反則投球は注意されるが、罰則はないため、これまで「2段モーション」を修正してきた投手が「2段モーション」に戻すことは考えられるのだろうか。
前述の池田氏は、「菊池にとっては間違いなく追い風になる。気にせず投げることができるからね。
しかし、2段モーションを修正して時間を経過している選手や、曖昧な判定基準により、厳密には2段モーションでありながら注意を受けてこなかった選手は、もう自分のスタイルを確立しているので
特に変更も影響もないだろう」という見方をしている。
菊池だけでなく、ソフトバンクの中田賢一ら「2段モーション」かどうかが微妙だった投手も今季からは“大手をふって”マウンドに上がることができる。それはそれで投球術やレベルの向上につながるのだろうが、手放しでは喜ぶことのできない“モヤモヤ感”が残る「2段モーション解禁」となった。
(記事終)
菊池はメジャー移籍を希望しているが、メジャースカウトの中には「ビッグリーグでは、まったく問題のない2段モーションを気にするあまり菊池の持ち味が消えてしまうのが心配」という声さえあったのだ。
かつてタイガース、ホークスでプレーした評論家の池田親興さんも、「なぜ始めたかの理由が国際化で今回辞めるにも国際化ではよくわからない。説明不足、議論不足。閉じ方も乱暴すぎる」と、疑問を投げかける。
「審判によって判断がマチマチで菊池が昨年は突如として反則投球を取られて修正に苦しみKOされた試合もあった。
ライアン小川がOKで菊池が、なぜダメかの境界線も曖昧だった。私は、これまで子供達への野球教室などでは、“2段モーションなど気にせずに自分の投げやすい形で投げなさい”と教えてきたが、
2段モーションは禁止だからと、そこに神経質になっている指導者の方々も少なくなかった。
アマチュアの現場も混乱させる2段モーションの厳格化には大反対だったが、今度は、満足な説明もないまま、突然、廃止だという。
こういうことに振り回されると、プロだけでなくアマチュアも混乱させる。しっかりと、導入の過程から、この12年間を総括、議論した上で、廃止にいたった経緯と、今後の方針を説明すべきだろう」
なぜ対応が遅れたのか。組織の膠着化か、審判の運営システムに問題があるのか、その部分の総括、改善も含めて議論しなければ、この国の野球はいつまでたってもメジャーリーグに右に倣えの状況から脱却できないのではないか。
おそらく今回の「2段モーション解禁」で菊池は、いらぬストレスから解消されて恩恵を受けるだろう。
あからさまの反則投球は注意されるが、罰則はないため、これまで「2段モーション」を修正してきた投手が「2段モーション」に戻すことは考えられるのだろうか。
前述の池田氏は、「菊池にとっては間違いなく追い風になる。気にせず投げることができるからね。
しかし、2段モーションを修正して時間を経過している選手や、曖昧な判定基準により、厳密には2段モーションでありながら注意を受けてこなかった選手は、もう自分のスタイルを確立しているので
特に変更も影響もないだろう」という見方をしている。
菊池だけでなく、ソフトバンクの中田賢一ら「2段モーション」かどうかが微妙だった投手も今季からは“大手をふって”マウンドに上がることができる。それはそれで投球術やレベルの向上につながるのだろうが、手放しでは喜ぶことのできない“モヤモヤ感”が残る「2段モーション解禁」となった。
(記事終)
11: 2018/01/13(土) 11:26:08.23 ID:pyqDquMz0
ガバガバなのはアメリカだけ
今回のは国際化じゃなくてアメリカに合わせただけだろ
今回のは国際化じゃなくてアメリカに合わせただけだろ
39: 2018/01/13(土) 11:39:06.96 ID:LwY4TW260
>>11
野球はアメリカで生まれ、各国はアメリカからルールを輸入している。
現在でも最大の野球市場を抱え、日本からも多数のトップ選手が移動している。
アメリカが野球の標準を定める国であることは否定できない。
野球はアメリカで生まれ、各国はアメリカからルールを輸入している。
現在でも最大の野球市場を抱え、日本からも多数のトップ選手が移動している。
アメリカが野球の標準を定める国であることは否定できない。
12: 2018/01/13(土) 11:26:18.42 ID:jo4oGeeH0
球児も昔みたいになれるかね
13: 2018/01/13(土) 11:26:33.16 ID:tdEsAAZJ0
13年前の言い分
> 日本のプロ野球も、オリンピックへの参加や「KONAMI CUP アジアシリーズ2005」の開催などで国際化が進み、さらには野球の世界への普及・発展を目指しています。
>日本のプロ野球がアジア、そして世界に対しても、野球規則通り「正しい野球」を行っているという模範を示す立場にあります。
>今後も日本のプロ野球が高度な技術や実力を示すとともに、規則面を含めてあらゆることで子供たちやアマチュア選手の模範となるために、今回の決断に至った次第です。
投球モーションについて | NPBからのお知らせ | NPB.jp 日本野球機構
http://npb.jp/npb/20050824rules.html
> 日本のプロ野球も、オリンピックへの参加や「KONAMI CUP アジアシリーズ2005」の開催などで国際化が進み、さらには野球の世界への普及・発展を目指しています。
>日本のプロ野球がアジア、そして世界に対しても、野球規則通り「正しい野球」を行っているという模範を示す立場にあります。
>今後も日本のプロ野球が高度な技術や実力を示すとともに、規則面を含めてあらゆることで子供たちやアマチュア選手の模範となるために、今回の決断に至った次第です。
投球モーションについて | NPBからのお知らせ | NPB.jp 日本野球機構
http://npb.jp/npb/20050824rules.html
14: 2018/01/13(土) 11:28:12.29 ID:6yQmyzDz0
じゃボークはどうすんだ
あれも国際基準と違うだろ
あれも国際基準と違うだろ
25: 2018/01/13(土) 11:32:27.72 ID:PPg5VPxV0
二段だと何かいいことあるの?
28: 2018/01/13(土) 11:34:20.11 ID:Woq0N68m0
>>25
一連の流れじゃないから、打者がタイミングとりにくいんじゃね?
一連の流れじゃないから、打者がタイミングとりにくいんじゃね?
49: 2018/01/13(土) 11:42:50.25 ID:ywRhbd6L0
牽制もあいまいだからな
牽制に関わるような2段モーションならボーク取ってもいいと思うけど
牽制に関わるような2段モーションならボーク取ってもいいと思うけど
50: 2018/01/13(土) 11:42:52.41 ID:b+15R1gF0
人生おわった藤田太陽に謝れよ
52: 2018/01/13(土) 11:43:35.71 ID:ptqmMBUh0
二段モーションがダメなんじゃなくストップモーションがダメなんだ
それを何を勘違いしたのか日本だけ二段モーションを禁止にした
それを何を勘違いしたのか日本だけ二段モーションを禁止にした
117: 2018/01/13(土) 12:42:18.25 ID:2DBvHaWq0
>>52
小林繁投法は今でもアメリカじゃNGなのかな?
日米野球で小林のフォーム見たメジャリガーが「あれはアカンやろ」と言ったんだよね
小林繁投法は今でもアメリカじゃNGなのかな?
日米野球で小林のフォーム見たメジャリガーが「あれはアカンやろ」と言ったんだよね
87: 2018/01/13(土) 12:04:34.78 ID:czyX86Ob0
いつぞやの統一球みたいに被害者が多すぎる
120: 2018/01/13(土) 12:49:26.28 ID:TgSGykNq0
そういや藤川球児って2段モーション修正のせいで一時期急激にダメになったよな
150: 2018/01/13(土) 14:09:36.26 ID:8UcTDgxq0
まあどっちにせよランナー出てから二段やったらボークなんだから好きにすればいいよ
170: 2018/01/13(土) 15:01:26.16 ID:1scQT5Qu0
そりゃアメリカではこれでも禁止されてなかったからな
上から横から
https://youtu.be/rrujodOAWZo
ハーキージャーキー
https://youtu.be/gHcO6NXm5aY
一回かかとをトン
https://youtu.be/MhTR7EMGVVk
グラブシャカシャカ
https://youtu.be/lNICAFw5xBY
上から横から
https://youtu.be/rrujodOAWZo
ハーキージャーキー
https://youtu.be/gHcO6NXm5aY
一回かかとをトン
https://youtu.be/MhTR7EMGVVk
グラブシャカシャカ
https://youtu.be/lNICAFw5xBY
193: 2018/01/13(土) 17:44:08.79 ID:rJwfrm2t0
>>170
エルナンデスのは日本でも問題ないんじゃね?
エルナンデスのは日本でも問題ないんじゃね?
200: 2018/01/13(土) 19:50:09.65 ID:afwZ7KM40
2段モーション、コリジョンルール、15秒ルール
ルールの良し悪しよりも審判によって基準が曖昧なのが一番の問題だ
ルールの良し悪しよりも審判によって基準が曖昧なのが一番の問題だ
引用元:http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1515810119/
コメント
10年以上かけて固めたフォームにそんな大幅変更するとは思えんし
二段モーションの被害者代表➡誰?
二段モーション時代はえげつないボール投げてた
これなら当時の三浦番町とかの止まって足を上下させるやつの方がよっぽどおかしなフォーム
球児とか能見はあからさまに止めるやろな
ワイ自身も子供のころみた岩隈や成瀬とか斎藤一のカクカクフォームみて真似したしね
あれケガも重なったし球団の問題もあるから言うほど関係ないかな?
Gantの投げ方が特に問題視されてないことから、MLBで2段モーションは
まったく問題ないことがわかる。
コメント欄に今年急に2段モーションが増えると吠えてたやつがいたが息してるか~
その曖昧がなくなって解禁になるんだから注意されてきた人達も二段を使えるというのがわかってないみたいだなぁ
ちょっと考えればわかることだと思うが記事を鵜呑みにしてて考えて理解しない典型だなそういうのは
確実に増えるから春季キャンプから見てればいいと思うぞ阪神も含めた他のチームの動きを
まだ下のバランスが悪く踏み込む位置を探ってる状態だから、二段にして支えを作ってやればビシッと踏み込み位置もスムーズにいくんじゃないかと思うな
春季キャンプで試してみてもいいと思う
あきれる
ストップモーションが問題あるだけやで
あと、足が止まってても上半身が動いてたら問題ないからな