【画像】正月だし去年撮った虫や風景の写真を晒そうと思う
引用元: ・正月だし去年撮った虫や風景の写真を晒す
半年ぶりのスレですが、昔ちびオオセンチと名乗っていた者です。
去年撮りためた写真を思い返しながら、今年の良い出会いへの期待を高めていきたい思いであります。
虫や風景の写真が主なので、苦手な方は注意してください。
暖かく見守っていただければ幸いです。
>>1です。Janeでのスレ立ての仕方を忘れてしまったのでブラウザから立てたけれど、IDは変わるのだろうか?
さて去年の正月は奈良県某所へ、越冬テントウを探しに行っていました。
こいつがお目当てのクロヘリメツブテントウ。
大きくて黒いのがミカドテントウ、横の小さいのがオオツカヒメテントウ。こうして葉裏で越冬し、寒さをしのぎます。
小さすぎるためうまく撮影できなかった……。今年リトライしたいと思う。
すごい写真がたくさんある
>>2
この色めっちゃ可愛いな
ありがとうございます!
クロヘリメツブかわいいでしょう、ブローチにもなりそうな美しさです
2016/03/13
この日は京都府へ。日本産テントウムシの中ではかなり大きめのカメノコテントウの越冬の様子を見に行きました。
こんな感じで、樹皮や看板の裏に隠れています。よく皆間違うけど、頭の白い部分は目じゃなくて模様だよ。
顔を出した様子。これなら目の位置がおわかりいただけるだろうか。
飛ぼうとする様子。大きくて撮りやすかった。
他のショットも。
2016/04/02
大阪府下の某ポイントへ。毎年春の御三家蛾であるこいつを見に行く場所です。
オオシモフリスズメ。掴むと蛾のくせにギュイギュイ言うのが可愛らしい。
鱗粉って本当に芸術的だなと思うわけですよ。
2016/04/07
この日は友人からもらったオオヒゲブトハナムグリを撮影してみた。
オオヒゲブトは春の短い期間だけ、石垣島・西表島に現れるムシ。晴れ間を縫って樹冠を飛ぶので、曇天の多い春の八重山では長竿を構えたままひたすら待ち続けるなんていう、目と肩が痛くなるムシでもある。
とはいえカラーバリエーションも多くもふもふとして可愛らしいので人気が高い。
相変わらずかわいらしい。
飛ぼうとする様子。
今見たら写真下手だなー……。
誰もいないのかな……?いいや、のんびりやっていきます。自分ばっか書き込んでて規制食らわないか少し心配だぞ。
2016/04/09
また大阪府某所へ、オオシモフリに会いに。サクラを食う本種、サクラはどこにでも生えているが本種はどこにでもいるわけではない。
この時期にしか会えないお姫様なので、何度も拝謁賜るわけですよ。
飛ぼうと暖気しているところ。
顔だけこちらへ向けてくれると、なんだか愛嬌があって可愛らしい。
2016/04/16
大阪府某所へ。この日見たのはアギトアリ。外来種ではあるが大顎がとても格好いいアリ。
ピンチとなれば大顎をバチンとやって後ろに跳ねたり、尻のトゲで刺したりするらしい。ほら、アリとハチは近い親戚だから。
とはいえまだ咬まれたことも刺されたこともない。ちょっと興味はあるけど……ねえ。
黒くてつやつやしたムシは撮りづらい。
2016/04/17
冬の間に材採しておいたトガリバホソコバネカミキリが羽化したので撮影。
お恥ずかしながら実はネキ童貞だったので、とても嬉しかった。フォルモサーナかっこいい。
無修正エロ画像。
捕捉しておくと、ハチに擬態しているがカミキリムシである。れっきとした甲虫。
2016/05/28
この日は兵庫県へ。キベリハムシの幼虫を見に行った。
キベリハムシはビナンカズラ(サネカズラ)という植物を食べる。ほら、百人一首に出てくるあのサネカズラ。
日本では兵庫のみに生息し、古い外来種であるようだ。単為生殖をするという特徴もある。
幼虫はこんな感じ。完全変態なのに成虫幼虫で色合いが同じなのが面白い。
別の日に撮影したが、成虫はこんなの。大きくて丸っこくて可愛らしい。
憧れだったハンノキカミキリととうとうご対面できて嬉しい日でもあった。
産卵痕を作っているところ。
オレンジと黒というビビッドなカラーリングででかくて重量感あってかっこいい、まさしく正義。
全胸背のハート柄もポイント。
堂々とした飛行モーションたるや。
この日拾ったへんてこなムシ、ラクダムシ。
実は初見だったんだけれども、うーん……ってなってしまった。なんだろうこの。
いや嫌いとかじゃなくてこの。会ったことがある人にはわかるであろう、このヘンテコ感。可愛らしいんだけども。
>>14
ハナムグリの連中なんかは閉じて飛びますね。甲虫も種類によりけりです。
2016/06/18
この日も兵庫県へ。これまた憧れだった、アオマダラタマムシとご対面。
キラッキラで美しい。タマムシ最美麗種ではないかと思うほど……。
前から見ると、上翅のえぐれが厨二心をくすぐります。。。翅を開けて初めてわかるこの格好良さ。
なつかしいいろ
濃紺に緑~金へのグラデーションが本当に映えます。是非皆さんにも陽光の下で煌めく様子を見ていただきたいムシです。
2016/05/31
これまた冬の間に材採しておいたフェモラータオオモモブトハムシが羽化した。
これも外来種で、クズ(植物)をめっちゃ食ってる。一気に広がるかと思われたがそこまでの広がりを見せていないものの、油断はできないかなあというムシ。生命力クッソ強いし。
まあ、格好いいんだけどなあ。キラキラだし。
ちなみに自分はこういうところが好きです。お収めください。
ありがとうございます、虫はタムキューでひたすら頑張っています
2016/06/18
大阪府某所へ。タマムシといえば忘れてはならぬ、国内美麗タマムシ代表ヤマトタマムシ氏。
最近は市街地で見ることもずいぶん減りました。
大型で美麗だってだけで正義だなほんとに。
おっとと。
この日のメインはタマムシではなくこっち。
クロジャコウことあろみあぶんぎー。ええと和名は何になったんだっけ……クビアカクロなんとか。
格好いいがこいつも外来種。触るとくさいよ。
2016/07/18
兵庫県某所
この日はヒゲコガネちゃんたちを見に。局所的にしかいないムシだと聞いていたけど、いるところには山盛りいる様子。
♂のヒゲ(触角)が特徴的。これは♀。
こちらが♂。バンザイをしている様子。たぶん威嚇なのだが可愛くて意味をなしていない。
帰宅後撮り直したもの。目がくりっと大きくて可愛らしい。
2016/07/26
ここからしばらく夏の八重山遠征となります。お付き合いください。
今年の与那国遠征はソロ遠征。西表から友人と合流した。与那国では現地の人や旅行客の人と仲良くなったりして、自適に暮らした。
最西端の碑。このときまだ与那国はポケモンGoのサービスが始まっていなくて、ストップも何もなかったっけ。
最西端の地から見える風景
みんな大好き立神岩(おちんぽ岩)
2016/07/27
与那国島にはハブがいないから、どれだけガサガサやっても大丈夫なのが楽しい。
暮れなずむ最西端の碑
そしてライトにたくさんやってきてはどんどん他の虫を蹴散らすサキシマヒラタ
もふもふ
2016/07/28
与那国島某山上にて
毎日暑かった。暑すぎてチョウもろくに出てこない。うだりながらちらほら撮影。
ヨツモンカメノコ。
サンカククチバ。かわいくて好き
あとは……まあたくさん来たうちの一部。わからん。
与那国編が終わったのでここでちょっと使用カメラ・レンズの紹介を。
本体
Nikon D5300
2年前に買い替えた(元はD3000)。随分手にも馴染むようになってきたと思う。どこへ行くにも一緒。
レンズ
Tamron 90mm Macro(Model272EN II)…虫撮り用マクロレンズ。
Sigma 17-70mm Macro…風景撮り用レンズ。
Sigma 10mm fisheye…風景撮り用魚眼レンズ。
Sigma 150mm Macro OS…最近買った、野外虫撮り用レンズ。
ストロボ
SB-700
SB-500
>>40
ありがとうございます!!
2016/07/30
この日は石垣を経由し友達と合流後、西表へ。
イリオモテトラカミキリ。このへんはやっと手が出る前に、落ち着いて撮れるようになってきた。
イケメンなゾウムシ。撮ったあと転がり落ちて捕まえそこねたのが悔やまれる。
ライトにやってきたムシをどんどん掠め取っていくわるいぴよども。可愛いので許す。
イリオモテアオシャチホコ格好いい。
神の力を感じるよね
>>44
角度によって色合いが変わる様はまさに神の所業ですよね
あちらこちらから我々を睥睨しているコノハチョウたち。これがなかなかやんちゃで、テリトリーに入ったものは容赦なく追い回す。
去年は1個体しか得られなかった、オオイクビカマキリモドキ。実はこれ、ハチでもカマキリでもない。ハチに擬態した、カマキリのようなカマを持ったムシ。アミメカゲロウ目のムシである。
イケメンで聡そうなようでどんくさく、とても可愛らしい。いずれ腰を据えてしっかり撮りたい。
この日はとても嬉しい出会いがあった。八重山10回目にして初のヨツモンオオアオコメツキとのご対面である。しっかり写真も撮った。
2016/08/01
西表島
友人は写真がとても上手いので、写真を習っていた。
作風が少し変わった気がする。
ヤエヤマハナダカトンボだったかな?
アカスジベッコウもそうだが、西表には様々なトンボがいる。今まできちんと見ていなかったのだなと反省。
2016/08/02
西表島
この日はミカドやアオスジの集団吸水を見た。何やら熱心にチューチューやっていた。
可愛らしいツノトンボ。触角が長く、目が大きくお腹もぷっくりで体はもこもこ、ツノトンボが可愛くない人なんていないのではないか。
いちゃつくイシガケども
トラップを仕掛けたらやってきた。今日も可愛いねお姉さん。
バナナパーティーにやってきた人たち。コノハとルリタテハ。
コノハチョウは裏から見ると葉っぱへの擬態は完璧、表はメタリックの藍色に烟るようなオレンジのラインが美しく完璧なんだけれど、少し苦言を呈するとすればウンコの汁を吸うのが大好きなのと、ヤンチャすぎて擬態の意味をなしていないのがや玉にキズ。
他にも色んなムシがやってきて面白かった。
2016/08/03
西表島
この日で帰ったので八重山画像はここでおしまい。
2枚目はスミナガシ。墨を流したような色合いから名付けられたこの名前、光を当てる角度によってはこのように青緑にも輝く。
名前・姿ともに美麗蝶の名をほしいままにするこのチョウ、強いて言うならウンコの汁吸って喜んでるところだけがちょっと。。。
帰宅後ヨツモンオオアオ・ノブオオオアオの日本産オオアオコメツキ兄弟を撮り直す。
去年よりもうまくなっただろうか。。。
去年の写真はこちら。いや去年の写りはそれはそれで好きなんだけどさ。
景色撮りだったらNikonとCanonどっちがいいですかね?
再就職したし欲しいんだけど、一眼ほしくて悩んでます…
イメージだと、人物・動的はCanon、風景はNikonってイメージなので、
景色撮りならNikonなのかなと思っているのですが、ご教示いただけないでしょうか(´・ω・`)
>>70
うーん、自分も使い分けられるほどの財力がないので正直Canonのことはよくわからないという感じなのです……。
人物の肌はCanonのほうが綺麗に写るとはよく言われますよね。あと撒き餌レンズとか、よさげなレンズがあれこれあってCanon羨ましさもあります。
とはいえ今時加工で全てなんとかなる時代ですから、このレンズが使いたい!でもNikonマウントしかない!とかいうのがあれば、それで選んでいいのではないでしょうか。
自分はLightRoomで写真を管理していてある程度はこれで加工したりもしているのですが、
例えばさっきのこの写真も、
お恥ずかしながらトリミングなし無加工ならこんな感じです。フォトショとかなくてもある程度はいじれます。
>>74
ふむふむ、なるほどです
確かにカメラって本体よりもレンズの方がお金かかりますしね…
わかりました、その観点で選んでみようと思います!
ご教授ありがとうございました!!
レンズ沼に嵌らないように気を付けますw
2016/09/25
奈良県某所
この日はオオセンチコガネを撮りに奈良県へ。
オオセンチコガネは3色いて、ざっくり言うと全国カラーが赤、奈良限定が青、京都限定が緑。他の地方にも青緑たまにいるけど、やっぱ奈良と京都が綺麗な発色になると思う。
いわゆる糞虫、フンは転がさないけどフンコロガシの仲間。うんこ食べてこんな綺麗になれるんだからすごい。
うんこを運ぶ様子。
これを撮ってるとき、外国人のねーちゃんに「何をしているのか」と英語で話しかけられてびびった。人通りの少ないところなのに……。なんとかスカラベの親戚だと言ったら通じたのでよかった。
キラキラしたムシを撮る練習。写り込みや光の回し方がとてもむずかしい。
2016/10/02
この日はやはりオオセンチを拾いに大阪府北部の山へ。
オオセンチは赤と青の境界なら紫、青と緑の境界ならエメラルド、緑と赤の境界なら赤地に緑が乗り、金色のように輝く個体が現れる。
この山はその金色のオオセンチが多産する山で、以前はよく通っていた。
けろ
寒くなってきたので動きの鈍いカマキリ
雨続きだったせいか、へんてこな菌が生えていたので撮ってみた。
帰宅後撮影したオオセンチたち。まずは持ち帰った数個体を洗い(うんこ食ってるので)、検分後撮影に入る。
奈良の青いルリセンチたちよりも繊細な反射をするため、光の回し方や当て方がとても難しかった。
大阪が誇るこの金のオオセンチをご覧あれ。
より全国カラーに近い、赤の個体。ここでは赤いほうが少なめ
結局とりあえず、このあたりで一旦納得することにした。最後のはなかなか気に入っている。両方とも生きているので、隙あらば走り出して敵わなかった。
2016/12/18
京都府嵯峨嵐山
三脚・一脚禁止ゾーンが多すぎてつらかった。持ち込み可にしたらしたで、人の流れが妨げられて大変なんだろうけど。
竹のライトアップは、自分の腕が足りずカイワレダイコンの大群になりましたとさ。
さて、これで去年の写真はおしまいです。何かリクエストあれば、過去写真から漁ってきます。
いろいろ行ったけど見たことないんだわ
さて、書き込みも減ってきたところで、ここらで一旦お開きとしたいと思います。
だらだら見てはいますが、晩飯をそろそろ用意せねば。
今年は酉年ということで、カツオドリとカンムリワシで〆させて頂きます。
皆様にとって幸多き一年でありますように。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
また半年か一年後に戻ってくると思います。
おつ
これがカンムリワシか
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