1: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:31:42 ID:lKW
遠征地、ヤフオクドームで迎えた楽天戦
投手スアレスが大量失点、打線も勢いを見せず首位の座から転落してしまった。
球場に響くファンのため息、どこからか聞こえる「来年に期待だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、チームリーダー内川は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる監督・・・
それを今のホークスで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し涙を流し続けた

どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1495272702/

2: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:32:28 ID:lKW
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
眩しいくらいにライトスタンドが点灯され、地鳴りのようにいざゆけ若鷹軍団が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「Seiichi, defensive practice, I will go early.」声の方に振り返った内川は目を疑った
「ネ・・・ネルソン!?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「む・・・村松コーチ?」  「なんだ内川、かってに村松さんを引退させやがって」
「城島さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:村松 2番:川崎 3番:内川 4番:松中 5番:城島 6番:大道 7番:井口 8番:ネルソン 9番:高橋
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
バルデスからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

3: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:32:46 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、久しぶりにいい夢を見させてもらったな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

4: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:33:23 ID:lKW
「あれ・・・?ここはマリンスタジアム?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
埋め尽くされるくらいビッグフラッグを掲げられ、地鳴りのようにWe Love Marinesが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「聖一、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「い・・・井上さん?」  「なんだ内川、居眠りでもしてたのか?」
「ふ・・・福浦さん・・・ベンチが違うんじゃ・・・」  「どうした内川、ソフバンの選手にでもなったつもりか?」
「小坂さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:小坂 2番:堀 3番:福浦 4番:内川 5番:パスクチ 6番:フランコ 7番:里崎 8番:井上 9番:今江
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
ベニーからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

19: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:36:43 ID:QVE
>>4
サブローを消すのは認められんなぁ

5: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:33:45 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、何で俺がロッテのオーダーに名を連ねたんだ」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

7: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:05 ID:Rnc

8: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:21 ID:ZZv
エンドレス

9: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:21 ID:lKW
「あれ・・・?ここは後楽園球場?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
応援席はタオルの色で染まり、地鳴りのように闘魂こめてが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえた
「セイイチ、守備の練習だ、早く行こう」声の方に振り返った内川は目を疑った
「た・・・高田GM?」  「なんだ内川、居眠りでもしてたのか?」
「お・・・王さん!」  「なんだ内川、そんなにシナ人が珍しいか?」
「黒江さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:内川 2番:高田 3番:王 4番:長嶋 5番:黒江 6番:末次 7番:土井 8番:森 9番:堀内
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
柴田からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

14: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:35:16 ID:0gv
>>9
黒江畜生すぎへん?

10: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:21 ID:0gv
無限ループやめろ

12: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:42 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、何で俺がV9達成時のメンバーになってたんだ」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

13: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:34:51 ID:iqz
勝てるパターンか

15: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:35:24 ID:WCL
無限ループで草

16: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:35:24 ID:lKW
「あれ・・・?ここは甲子園?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
今にも飛び出しそうなジェット風船が敷き詰められ、地鳴りのように六甲おろしが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのない声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「セ・・・センコー?」  「What a hell did you doz away too?」
「ランディバース元内野手?」  「なんだ内川、バースを退団させやがって」
「平田さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:真弓 2番:内川 3番:バース 4番:掛布 5番:岡田 6番:佐野 7番:平田 8番:木戸 9番:池田
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
弘田からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

17: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:35:40 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、あの時が唯一の日本一だったな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

21: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:36:50 ID:WCL
>>17
さり気ないdis

18: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:36:22 ID:lKW
「あれ・・・?ここは札幌ドーム・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにファイターズ讃歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのない声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「つ・・・坪井さん?」  「なんだ内川、居眠りでもしていたのか?」
「か・・・カッス?」  「なんだ内川、かってにガッツを巨人送りにしやがって」
「金子さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:マシーアス 2番:坪井 3番:小笠原 4番:セギノール 5番:稲葉 6番:内川 7番:高橋 8番:飯山 9番:金子
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
SHINJOからグラブをパスされ、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

20: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:36:46 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

22: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:37:02 ID:CMU
オールユーニードイズキルかな?

23: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:37:27 ID:lKW
「あれ・・・?ここは西武ドーム・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにフラッグが振られ、地鳴りのように地平を駈ける獅子を見たが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「あ・・・安部さん?」  「なんやアゴ、本番前なのに居眠りとは相当自身あるんやな?」
「き・・・■■?」  「なんだ内川、かってにK原さんをシャブ漬けにしやがって」
「田辺さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:辻 2番:平野 3番:内川 4番:清原 5番:デストラーデ 6番:石毛 7番:安部 8番:伊藤 9番:田辺
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
秋山からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

24: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:37:44 ID:BtG
こいついっつも時をかけてんな

25: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:37:51 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、夢でも工藤監督の全盛期を見れてよかった」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

26: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:37:56 ID:QXY
時をかける内川

27: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:38:21 ID:lKW
「あれ・・・?ここはナゴヤドーム・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
ボードが客席を見えなくなるほど覆い、地鳴りのように燃えよドラゴンズが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「い・・・井上さん?」  「ウチカワ、イネムリシテタノカ?」
「リ・・・リナレス?」  「なんだよ内川、ライオンズの選手にでもなったつもりかよ」
「井端さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:井端 2番:荒木 3番:鈴立浪 4番:福留 5番:内川 6番:リナレス 7番:井上 8番:谷繁 9番:川崎
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
ラミレスからグラブを投げられ、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

36: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:40:10 ID:QVE
>>27
なぜそのスタメンをチョイスしたのか

29: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:38:37 ID:wAm
つまらんねん

30: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:38:45 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って味噌カツでも食うかな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

31: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:39:04 ID:ucd
楽天マダー?

32: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:39:20 ID:lKW
「あれ・・・?ここは神宮球場・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
折れそうなほどに傘が振られ、地鳴りのように東京音頭が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「あ・・・荒井さん?」  「Uchikawa, sleeping too much」
「お・・・オマリー?阪神のコーチじゃ・・・」  「なんだ内川、勝手にオマリーを阪神に返しやがって」
「池山さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:内川 2番:荒井 3番:古田 4番:オマリー 5番:池山 6番:ミューレン 7番:土橋 8番:真中 9番:岡林
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
飯田からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

33: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:39:42 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「何で俺がヤクルトの選手になったんだ」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

34: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:39:47 ID:WCL
マギーとAJあくしろ

35: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:39:59 ID:lKW
「あれ・・・?ここはどこだ・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
今にも飛び出しそうなジェット風船が敷き詰められ、地鳴りのように輝け潮流が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「た・・・田口さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「イ・・・Ichiro?」  「なんだ内川、イチローがメジャーにいくわけないだろ」
「石井さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:内川 2番:馬場 3番:D・J 4番:小川 5番:藤井 6番:田口 7番:四條 8番:三輪 9番:大島
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
イチローからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

37: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:40:33 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、イチローってオリックスに在籍してたんだな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

45: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:41:54 ID:QVE
>>37
知らなくて草

40: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:41:03 ID:lKW
「あれ・・・?ここはKスタ宮城・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように羽ばたけ楽天イーグルスが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチさん守備練習です」声の方に振り返った内川は目を疑った
「お前は枡田・・・?」  「どうしたんです内川さん、もしかして寝てたんですか?」
「ぎ・・・銀次?」  「なんだ内川、自分のことをホークス選手とでも思い込んどるんか?」
「稼頭央さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:岡島 2番:藤田 3番:銀次 4番:ジョーンズ 5番:マギー 6番:枡田 7番:松井 8番:嶋 9番:内川
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
聖澤からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

42: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:41:40 ID:ucd
>>40
枡田で草

44: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:41:53 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、2013年が懐かしいな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

46: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:42:16 ID:lKW
「あれ・・・?ここは広島市民球場・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにカンフーバットが振られ、地鳴りのように勝て勝てカープが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「Seiichi, defensive practice, I will go early.」声の方に振り返った内川は目を疑った
「ギャ・・・ギャレット?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「み・・・水谷さん?」  「なんだ内川、鯉がルアーに引っかかったような顔しやがって」
「高橋さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:高橋 2番:木下 3番:ライトル 4番:山本 5番:水谷 6番:ギャレット 7番:衣笠 8番:水沼 9番:福士
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
山本からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

47: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:42:54 ID:xaA
カープの打順内川いなくて草

48: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:42:58 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

49: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:43:24 ID:lKW
「あれ・・・?ここは・・・」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにベイスターズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「す・・・鈴木さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・駒田コーチ?」  「なんだ内川、かってに駒田さんを引退させやがって」
「石井さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:石井琢 2番:波留 3番:鈴木尚 4番:ローズ 5番:駒田 6番:内川 7番:進藤 8番:谷繁 9番:斎藤隆
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中根からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

50: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:43:38 ID:itG
「あれ・・・?雨が降ってる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、ずぶ濡れのユニフォームで奮闘する日本代表の選手だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにUSAコールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ウッチー、次代打あるよ!準備しといて」声の方に振り返った内川は目を疑った
「い・・・稲葉さん?」  「なんだ内川、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・小久保さん?」  「なんだ内川、かってに小久保監督に馴れなれしくしやがって」
「千賀・・・??」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:山田 2番:菊池 3番:青木 4番:筒香 5番:中田 6番:坂本 7番:松田 8番:秋山 9番:内川
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「絶対に追いつく・・・追いつくんだ!」
小林とタッチを交わし、グラウンドへ向かう内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

53: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:46:13 ID:jXT
>>50
ちょっと感動したわ

54: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:47:48 ID:iqz
>>50
千賀が一番馴れ馴れしいやんけ!

51: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:43:50 ID:lKW
どれくらい経ったろうか、ホークスの主将内川ははっと目覚めた
時は2017年、どうやら夢から覚めたようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、俺がホークスを支えなきゃな」内川は笑いながら呟いた
立ち上がって伸びをした内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、自宅で眠り込んでる内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

52: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:44:26 ID:kl1
最後を横浜で締める畜生

55: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土)18:51:15 ID:6jc
横浜→WBC→今の流れ好き

57: 名無しさん@おーぷん 2017/05/22(月)21:34:47 ID:vUU
「こんな夢を見た」

58: 名無しさん@おーぷん 2017/05/22(月)21:43:30 ID:4or
「あれ・・・?ここは川崎球場・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの觀客だつた
千切れそうなほどにユニオンビールが飲まれ、地鳴りのやうに應援歌が響いてゐた
だういふことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覺えのある聲が聞こえてきた
「セイイチ、守備の練習だ、早く行かう」聲の方に振り返った内川は目を疑つた
「さ、・・・佐々木信也さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「い・・・伊藤四郎さん?」  「なんだ内川、裏技でも聞きたさうな顔しやがつて」
「笠原監督・・・」  内川は半分パニツクになりながらスコアボウドを見上げた
1番:佐々木 2番:山田 3番:兵頭 4番:荒川 5番:加藤 6番:石川 7番:北川 8番:筒井 9番:伊藤
暫時、唖然としてゐた内川だつたが、全てを理解した時、もはや彼の心には曇ひとつ無かつた
「勝率.350切つたら・・・罰金なんだ!」
萱原からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだつた・・・

59: 名無しさん@おーぷん 2017/05/22(月)21:48:14 ID:3dk
>>58
高橋ユニオンズかな?