MatsuzakaDaisuke20170313 (1)


1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/20(金)17:12:15 ID:631
本拠地、ナゴヤドームで迎えた阪神戦
先発松坂は好投するも、打線は勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は最下位だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、復活を目指す松坂は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の中日で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」松坂は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、松坂ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」松坂は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、松坂はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した松坂が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように西武の応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする松坂の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ダイスケ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「か・・・稼頭央さん?」  「なんだ松坂、居眠りでもしてたのか?」
「い・・・伊東監督?」  「なんだ松坂、かってに伊東さんを引退させやがって」
「西口さん・・・」  松坂は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:松井 2番:小関 3番:宮地 4番:カブレラ 5番:和田 6番:内川 7番:エバンス 8番:伊東 9番:高木浩
暫時、唖然としていた松坂だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
犬伏からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する松坂、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、日本シリーズで冷たくなっている松坂が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

3: 名無しさん@おーぷん 2018/04/20(金)17:14:07 ID:4ub
西武内川想像して草

2: 名無しさん@おーぷん 2018/04/20(金)17:13:13 ID:72B
内川定期

6: 名無しさん@おーぷん 2018/04/20(金)22:37:07 ID:P8A
強い

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1524211935/