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女優の川栄李奈が、東広島市の西条を舞台に、思いがけず老舗酒蔵で研修を受けることになったオクテな理系女子の酒造りと恋の物語『恋のしずく』(2018年公開)で、映画初主演を務めることがわかった。


舞台となるのは、江戸時代から酒造りが始まり、日本三大銘醸地の一つと称される“酒都”西条。現在の「日本酒ブーム」の影響もあり、注目を浴びる長い歴史を誇る銘醸地。

主人公の橘詩織を演じるのは、今年の春に放送されたドラマ「フランケンシュタインの恋」(日本テレビ系)で元ヤンの大工職人、現在放送中の「僕たちがやりました」(関西テレビ・フジテレビ系)ではエロかわな女子高生と、幅広く個性的なキャラクターを演じ、女優としてさらなる輝きを魅せ、さらに人気CM「三太郎」シリーズでの新キャラクター織姫役も話題の川栄。

映画初主演となる本作では、日本酒の魅力に目覚め、歴史ある酒造りに、そして初めての恋に奮闘し、人生の新たな一歩を踏み出すリケジョの農大生役に挑む。

劇団EXILE小野塚勇人と恋

相手役の酒蔵の息子を務めるのは、昨年放送されたドラマ「朝が来る」(東海テレビ・フジテレビ系)で山本健太役を演じた、劇団EXILEの小野塚勇人。脇を固めるのは、宮地真緒、津田寛治、小市慢太郎と芸達者が揃った。

監督は、『マザーレイク』『カラアゲ★USA』『ラーメン侍』など、自然・地域をモチーフにした作品に定評がある瀬木直貴氏が手掛ける。瀬木監督は「米と水が出逢い、酒が生まれる。男と女が出逢い、恋が生まれる。酒と恋はいずれも人知を超えた神様からの恵みともいえる深遠な世界。豊穣な自然が育んだ日本酒の世界を知り、劇場を出た後にちょいと呑みたくなる、そして、恋がしたくなる、そんな作品を目指したいと思います」とコメントを寄せた。

撮影は今年10月下旬から行う予定。


https://mdpr.jp/cinema/detail/1713601