696x348_01-01



人気アイドルグループ、AKB48のフィリピン版「MNL48」が動き出す。サイト運営のハロハロ(マニラ、岡田泰成・最高経営責任者=CEO)と地元最大手テレビ局のABS―CBNが22日、MNL48のプロジェクトで提携したと発表。メンバーの選出過程や選出後の活動を人気番組で連日放送し、盛り上げる。

 ハロハログループはAKB48グループを管理・運営するAKS(東京・千代田)とライセンス契約を結んでおり、今後、ABS―CBNと連携してプロジェクトを進める。人気番組などでメンバー入りを目指す女性に登録を呼びかけ、来年3月ごろに48人に絞る総選挙を放送する。上位7人は番組にレギュラーとして出演する。

 既に専用サイトで仮登録を受け付けており、1600人強の女性が顔写真などを掲載している。最終的には1万5千人に増える見通し。サイトに会員登録すると投票できる。フィリピンでは親族などとのつながりが強いため、ハロハロは候補者を応援するための登録が広がると見ている。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM22H63_S7A920C1FFE000/