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 コミュニケーションアプリ「LINE」が、送信したメッセージを時間限定で取り消せる「送信取消」機能を発表した。24時間以内に送信したものを送信相手のトークルームから削除できるようになり、この機能は12月以降に実装される。

 LINEが利用者を対象に実施したアンケート調査によると、LINEでメッセージを誤送信(いわゆる“誤爆”)した経験がある人は約85%だという。もちろん、芸能界でも誤爆騒動はたびたび起きている。

 2017年1月には、HKT48の矢吹奈子がHKT48メンバーのグループラインに「明日の時間割り教えてー!!」とメッセージ。送信先を学校の友人と間違えて送ったようで、メンバーからイジられ、矢吹は「あ、間違えました!ごめんなさい」と訂正。HKT48の指原莉乃がTwitterで「HKT48のLINEが可愛い」とそのやり取りのスクリーンショットを公開した。

 また、タレントの相沢まきは、タレントのスザンヌのサプライズバースデー企画をスザンヌ本人にLINEで誤爆したことをブログで明かしている。

 サプライズで高級車のリムジンで迎えに行くという気合いの入ったものだったが、本人にその内容を誤送信。だが、スザンヌは「内緒にしておきますね☆」と神対応を見せ、穏便に誕生日を祝ったという。

 また、タレントの薬丸裕英がブログで明かした話では、俳優の金山一彦からLINEで「迎えに行って、お母さん送ろうか?」「阪神チャンス!」などのメッセージが送られてきた。

 だが、薬丸は巨人ファンのため「私は巨人ファンです。愛子さんと間違えてLINE送ってない?」と金山の妻で弁護士の大渕愛子と間違えていないか質問。するとやはり金山の誤爆で、スミマセンと謝罪を受けたという。

 このような誤爆なら笑って許されるが、今年2月には、宮崎県日南市の崎田恭平市長が、市の女性職員に「会いたかったな」と絵文字入りのメッセージを送ろうとして、市職員ら50~60人のグループに誤送信。崎田市長は「不適切な関係はない。体調を気遣っただけだ」と説明し、陳謝する事態が起きている。

 便利なだけに気楽に使ってしまうLINE。「送信取消」機能は搭載されても、一度は見られてしまう可能性は高いため、送信時には十分配慮して送りたいものだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171211-00010000-flash-ent