男(トイレトイレっと……)ガチャッ
男「……ん」
少女「こんにちは!」
男「へ?」
少女「さあ、私に用を足して下さい!」
男「はぁ?」
少女「さぁ、早く!」
男「いやいやいや、ちょっと待って」
元スレ
男「家の便器が女の子になった」少女「さあ、私に用を足して下さい!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1543245938/
男「君は……誰? ここにあった便器はどこいったの?」
少女「私が便器です」
男「は?」
少女「正確には、便器が人間の姿になった存在とお考え下さい!」
男「えええ……?」
少女「しかし、便器であることには変わりません! さあ、用を足して下さい!」
男「足すっていったって、どこに……」
少女「口です」
少女「さ、どうぞ!」パカッ
男「いやいやいや、できないよ!」
少女「なぜです?」
男「女の子の顔面に小便って、絵的にまずすぎるでしょ!」
少女「女の子なのは姿形だけで、私はあくまで便器なんですよ? 気にすることはありません」
男「気にするっての! 俺にだってそれくらいの良識はある!」
男「……」
少女「ではどうするんです? そのまま我慢していては体に悪いですよ?」
男「……」モジッ
少女「さあ、早く!」パカッ
男「……外でするよ」
少女「な……!」
―公衆便所―
男「ふぅ……」ジョロロロロ…
男「あ~……スッキリした」ブルブルッ
少女「なんで外でするんですかっ!」
男「うおっ!?」
男「ここ男子トイレだぞ! 女の子が入ってきちゃダメだろ!」
少女「ひどいです!」
少女「便器にとって、他の便器で用を足されるのは一番の屈辱なんですよ!」
男「そんなこと知らないよ!」
―家―
男「……」モジッ
男(またもよおしてきた……今日に限って。お茶飲みすぎたかな……)
少女「ぜひ私に!」パカッ
男「いいや、外に行く!」
少女「強情な人ですねえ……」
男(どっちがだよ……)
男「……」トントントン
男「よし、できた。いただきます」モグモグ
男「君はご飯は?」
少女「私は便しか飲みませんし、食べません」
男「あ、そう」モグモグ
男(食べるってことは……小だけじゃなく……うへえ、マジかよ)
……
男「今日は一日休みだ……ちょっと出かけようかな」
少女「私も行きます!」
男「へ? 君も行くの? 特に面白いことなんかないけど……」
少女「ついていきたいんです!」
男「別にかまわないけど……」
少女「……」ニヤッ
男「……う」
男「トイレ行きたくなってきた……」
少女「さあ、私に!」
男(そうか……これを狙ってたのか!)
少女「このあたりに公衆トイレはありませんよ! 私にするしかありません!」
男「いや……そいつはどうかな」
少女「え?」
男「あいにく君は世間知らずすぎる!」
―コンビニ―
男「トイレ借ります」
店員「どうぞー」
少女「あっ!?」
男「ふぅぅ……」ジョロロロロ…
男「コンビニではトイレを借りられるんだよ。ないところもあるけど」
少女「むうう……」
―スーパーマーケット―
男「白菜と……納豆と……」ドサドサ
少女「あの……一緒に牛乳の試飲しませんか? 店員のおばさんから頂いたんです」
男「いいけど」
男(この子もやっと、普通の飲み物を飲むつもりになったか。よかったよかった)
少女「……」ニヤニヤ
スタスタ…
男「……!」
男「うっ……」ギュルル…
少女(ふふふ、私はまだ便器だった頃、こんな情報を仕入れていたんです!)
男『腹いてええええ! 牛乳飲むとすぐこうなるんだよなぁ……!』ピーゴロゴロ…
少女(この一帯にはコンビニはありません! さあ、どうします!?)
少女(私に出すしかありません! さあさあさあ!)
男「ぐ、ぐぅぅ……!」ギュルルル…
―パチンコ店―
チーン… ジャラジャラ…
ジャー…
男「ふぅ……」
少女「な……!」
男「残念だったね。俺はパチンコはやらないけど、パチ屋のトイレにはよく行くんだ」
男「色んなところにあるし、キレイだし、まず空いてるし」
少女「ぐぬううう……!」
数日後――
男「……」モジッ
男「さて、外行くか」
少女「だんだん外に行くの面倒になってきたんじゃありませんか?」
男(う、たしかに……。公衆トイレまではちょっと歩くしなぁ)
少女「もう観念して、私に用を足すべきです!」
男「そうかもな……。もう外に行くのはやめるよ」
少女「やった!」
業者「新しい便器を取りつけました!」
男「どうもありがとう」
男「これで、外に行かずに済むなぁ」ニヤニヤ
少女「ひ、ひどい……」
少女「ふええ……」
男「え?」
少女「新しい便器つけるなんて、連れ込むなんて……ひどいよ、ひどすぎるよぉ……」
男「お、おい……」
少女「うわぁぁぁぁぁぁん!!!」
男「ちょっ……!」
少女「びえぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!! ぎゃわわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
少女「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
男「わ、悪かったよ!」
少女「びえぇわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
男「分かった! 飲ませる、飲ませるよ!」
少女「……え?」
少女「いいんですか?」
男「ああ……俺の根負けだよ」
男「ただし、やっぱり直に飲ませるのは抵抗あるから、紙コップに移してからだ」
少女「はいっ! かまいません!」
男(やれやれ、尿検査でもないのに、こんなことしなきゃならないなんて……)ジョロロロロ…
男(ま、これで機嫌を直してくれるのならいいか)
男「はい、どうぞ」ホカホカ…
少女「わぁっ、おいしそう!」
男(尿がおいしそうっていわれても嬉しくないな……むしろ不健康なんじゃないのかそれ)
少女「じゃあ、いただき……」
「ちょっと待ったァァァァァ!!!」
眼鏡女「お待ちなさい!」
ヤンキー女「あたしにも飲ませな!」
茶髪娘「一人だけずるい!」
少女「む……」
男「あんたら誰!?」
眼鏡女「公衆便所の便器だった女です」
ヤンキー女「パチ屋の便器だった女さ」
茶髪娘「コンビニの便器だった娘よ!」
男「えええええ!?」
男「一気に四人に増えちゃった……」
少女「これは私のものです! 絶対飲ませません!」
幼女「あたしものみたい!」
男「五人目!? 君はなんなの!?」
幼女「さっき、このいえにせっちされたべんきよ!」
男「なんだってぇぇぇぇぇ!?」
眼鏡女「飲ませなさい!」
ヤンキー女「飲ませやがれ!」
茶髪娘「飲ませてよ!」
幼女「のませてー!」
少女「絶対ダメです! 私がもらった尿なんですから! 一滴だってあげません!」
男「お、おい……取り合いはダメだって……」
四人「飲ませろー!!!」
少女「やだーっ!!!」
男「ダ、ダメ……」
ワーワー! キャーキャー!
アタシノー! ワタシノヨ! ノマセナサーイ!
バシャッ ビチャッ ベチャッ
男「あああ……」
男(やれやれ、とんだハーレムが出来上がっちまった)
男(これから先、この子らが便の取り合いして、家全体が便器状態になる未来が目に見えるようだ……)
おわり