2 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:05:19.81 ck0ci6JS0 1/43

千早「春香もそう思わない?」

春香「う~ん…でも、男の人ってやっぱり大きい方が好きな人が多いと思うんだけど…」

千早「でも、小さな方が好きだという人もいると思うわ」

春香「そうなのかな…あんまり男の人と接する事が無いからよくわかんないよ」

千早「私も…プロデューサーくらいしか近しい男の人って居ないわね」

春香「プロデューサーさんも多分だけど、大きな胸の方が好きだと思うよ?」

千早「くっ…やはり、そうなのかしら…」

春香(千早ちゃんと胸の話はいつしても辛いよ…)


元スレ
千早「女の価値は胸の大きさで決まる訳では無いと思うの」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1379257447/

4 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:05:54.74 ck0ci6JS0 2/43

美希「おはようなの」

春香「あ、美希おはよう」

千早「おはよう」

美希「事務所の外まで聞こえてたけど、何の話?」

春香「それがさ…」

千早「胸の大きさで女の価値が決まるわけじゃないって話よ」

美希「うん。ミキもそうだって思うな」

春香「お、意外な答え」


5 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:06:25.86 ck0ci6JS0 3/43

千早「ね、美希もそう思うわよね?」

美希「でも、それって小さな人が言っても説得力が無いの」

千早「」

春香「ですよね」

美希「ハニーだって絶対にミキくらいあった方がいいって思ってるはずなの」

春香「私くらいがちょうどいい大きさだと思うよ」

美希「だって…ハニーってば時々ミキの事、エッチな目で見てくるの」

春香「私だって、プロデューサーさんからそういう目で見られること…あるもん」

千早「くっ…」


6 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:06:56.88 ck0ci6JS0 4/43

P「おはよう~」

春香「おはようございます」

美希「ハニーって胸が大きな女の子が好きなんだよね?」

P「何だよいきなり」

美希「千早さんが、女は胸の大きさで価値が決まるわけじゃないって言うから」

P「ふ~ん…」

春香「やっぱりプロデューサーさんも大きい方が好きなんですか?」

美希「ハニーってミキの事、いつも見てるもんね」

千早「…」

P(やばい…千早が泣きそうになってる…)


8 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:07:27.41 ck0ci6JS0 5/43

P「こ~ら美希」コツン

美希「やんっ!?いた~いっ!!」

P「俺は別にお前だけを見てるわけじゃない。みんなの事をいつでも見てるんだよ」

美希「痛いけど…愛のムチなの…」

春香「美希ってポジティブだね」

千早「…」

P「俺にとってはみんなの大切で、胸の大きさなんかどうでもいいの」

美希「ミキの事…大切なんだ…」

春香「プロデューサーさんはみんなって言ってたよ」


10 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:08:15.14 ck0ci6JS0 6/43

P「もうそんなつまらない話はおしまい。俺は外回り行ってくるから」

春香「はい。いってらっしゃい」

美希「ハニー、いってらっしゃいなの」

P「…」チラッ

千早「あ…」

千早(プロデューサーが…私を見た…)

P「行ってくる」

バタン

美希「ハニーはミキの事が大切…もちろん知ってたけど改めて言われると恥ずかしいの」

春香「そうだね。もうそれでいいよ」

千早「プロデューサー…」


13 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:09:36.84 ck0ci6JS0 7/43

美希「それじゃそろそろミキもお仕事行くの」

春香「私も…千早ちゃんは?」

千早「私は、午後からレコーディングがあるから、それまでここで譜面の確認をするわ」

春香「そっか。じゃ、行ってくるね」

美希「千早さん、胸が小さくても挫けちゃダメだよ?」

バタン…

千早「もう、美希ったら…傷ついてしまうじゃない」

千早「でも…プロデューサー…何で私を見たのかしら…」


14 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:10:38.38 ck0ci6JS0 8/43

昼 事務所

P「ただいま」

千早「おかえりなさい。プロデューサー」

P「ああそうか。千早は午後から音録りだもんな」

千早「はい。少しでも曲への解釈を深めておきたいんです」

P「はは、さすが765の歌姫だ」

千早「もう、プロデューサーったら」

P「コーヒー飲む?」

千早「はい。お願いします」

P「はいよ」

千早(ほら、胸の大きさなんか関係なく私にもとても良くしてくれる…)


15 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:11:37.37 ck0ci6JS0 9/43

P「ほい。お待たせ」

千早「ありがとうございます」

P「いやいや」

千早「♪」

P(千早…今日も自分の胸の大きさに合ってないブラを着けてる…」

千早「ここは…やはりブレスを入れない方が滑らかに歌えるわね…」

P(上から見たらほとんど丸見えなんだよ…)

千早「ん…ここは…音が取りにくいから…」

P(そんな胸元が開いてる服着るなよ…)

千早「…」

P(くそ…他の男どもに千早の胸を見せるわけにはいかない…)

千早「あの…プロデューサー?」


17 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:12:26.01 ck0ci6JS0 10/43

P「ん?ああ…どうした?」

千早「後ろに立たれていたら気が散ります」

P「それは悪かった。何か真剣な千早に見とれていたんだよ」

千早「もう…一緒に確認して頂きたい所もあるので隣で見てください」

P「ああ、それじゃあ失礼して…」

千早「えっと…ここなんですが…」

P「!?」

P(ううっ…横からでも時々胸が見えてるじゃないか…)

千早「プロデューサー?」

P(千早…見栄張ってないでAカップのブラを着けてくれよ…丸見え過ぎて辛いよ…」

千早「プロデューサー!!」


18 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:13:26.02 ck0ci6JS0 11/43

P「んあっ!?何だ?」

千早「プロデューサー、さっきから呼んでるのに何で返事をしてくれないんですか?」

P「ああ…その…」

P(やばい…何とか取り繕わないと…)

千早「譜面じゃなくて私の方ばかり見て…」

P「いやさ…真剣に譜面を見てる千早が…何と言うか…とても綺麗でな」

千早「っ!?」

P「思わず見惚れてしまったよ…ははは」

千早「やだ…そんな事…言われても困ります…」

P「だよな~。ごめんよ」

千早「もう…知りません」

P(よし、これで乗り切ったな)

千早(プロデューサー…胸より顔の方にこだわりがあるのかしら)


22 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:15:13.95 ck0ci6JS0 12/43

千早(私は…確かに不美人じゃないくらいの自覚はあるけれど…)

P(何とか…千早のちっぱい対策を考えなければ…)

千早(プロデューサーは…私みたいな顔立ちが好みなのね。多分…)

P(まずは何とかしてちっぱいを隠してあげないと…)

千早(これからは、プロデューサーの視線があっても気付かない振りをしよう…)

千早(だって…あんな熱い視線で見てくれているのだから…)

千早「ふふっ」

P(あ、何か機嫌が良さそうだな)


23 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:15:53.57 ck0ci6JS0 13/43

P「あのさ」

千早「はい?」

P「今日のREC、俺も付き添うから」

千早「え?でも、午後からは美希の撮影の付き添いですよね?」

P「それは律子に任せる事に今決めたから」

千早「あの…でも、今日のスタジオは馴染みの場所とスタッフなので別に…」

P「良いから!!」

千早「はっ、はいっ!!」

P「よし決まり。律子に電話してくる」

スタスタ

千早「プロデューサー…美希より私を選んだ…」

千早「強引だけど…少し、少しだけ…嬉しい…」

P「あ、もしもし。律子?あのさ…」

千早「ふふっ」


24 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:16:34.43 ck0ci6JS0 14/43

千早「そろそろ出る時間ですね」

P「ああ、それじゃあ行こうか」

千早「はい」

美希「ハニー?今からミキとお仕事行くんだよね?」

P「あ、それ律子に代わってもらったから」

美希「」

P「それじゃあ、律子の言う事をちゃんと聞くんだぞ?」

バタン

美希「ハニー…本当は小さなおっぱい、ちっぱいの方が好きなの?」

律子「美希~。準備は出来てるの?」

美希「ハニー…」

律子「美希~」


25 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:17:17.54 ck0ci6JS0 15/43



P「あのさ」

千早「はい?」

P「スタジオ行く前に寄り道してもいいかな?」

千早「はい。まだ時間にも余裕がありますし」

P「よし、決まり。こっちだ」

グイッ

千早「あっ!?」

P「ちょっと急ぐぞ」

千早「はい…」

千早(手…繋いでくれてる…)


27 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:17:51.85 ck0ci6JS0 16/43

服屋

千早「服…ですか?」

P「ああ、お前のその地味な服装を手直ししたくてな」

千早「そんな…ひどいです…」

P「これなんかどうだ?可愛いと思うぞ」

千早「こんな可愛いの…似合うかしら…」

P「他にも選らんでおくから、色々着てみような?」

千早「はい…試着室に行ってきます」

P(とりあえず胸元を隠さないと…)


33 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:23:53.94 ck0ci6JS0 17/43

数分後

千早「あの…どうでしょうか?」

P「うんうん。良いんじゃないか」

千早「でも、スカートは普段履かないので…」

P「女の子なんだから可愛い服を着なきゃダメだろ?」

P(よし、この服なら胸元は完全に見えない)

千早(プロデューサーって、胸元はリボンがある服が好きなのかしら…)

P「よし、これを買って行こう」

千早「やっぱり…ちょっと恥ずかしいです」

P「ダメだ。俺の言う事を聞きなさい」

千早「それは…命令ですか?」

P「そう、命令だ。今後もそう言った服装を心掛けなさい」

千早「命令なら…仕方ありませんね。ふふっ」

千早(プロデューサーに服…買ってもらった…)


36 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:29:09.44 ck0ci6JS0 18/43

スタジオ

千早「♪~♪~♪~」

P「千早、とても調子が良さそうだな」

千早(今日はとても気持ちよく歌える…)

ディレクター「千早ちゃん、今日は特に絶好調ですね」

P「ええ、さすが歌姫と言ったところですよ」

ディレクター「ですね。アイドルの歌唱力とは思えないです」

P「本当に…ですね」

千早(プロデューサーに買って頂いた服…そばに居てくれるみたいで…嬉しい…)

ディレクター「はいOK!!最高だったよ!!」

千早「ありがとうございます。ふふっ」


39 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:34:43.28 ck0ci6JS0 19/43

P「お疲れ様」

千早「はい。調子が良かったのですぐ終わってしまいました」

P「ああ、本当に良かったよ」

千早「これで週末のコンサートも気合が入ります」

P「久し振りのソロだもんな」

千早「はい。もちろん傍には…いてくださいますよね?」

P「大事なステージだからな。当然だ」

千早「私…頑張りますから」

P「今日の歌声聴いてるから何の心配もしてないよ」ナデナデ

千早「あっ…子供じゃないんですから…」

P「ははは、いいじゃないか」

千早「もう…」

千早(やっぱり…胸の大きさなんて関係ない…)


44 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:39:58.05 ck0ci6JS0 20/43

翌日

千早「おはようございます」

春香「おお、千早ちゃん。可愛い服を着てるんだね」

千早「ええ、プロデューサーに買って頂いたの」

春香「いいなぁ~」

美希「ハニー…贔屓はダメなの…」

千早「これからはこう言う服装以外はダメだって言われてしまったわ」

春香「でも、スカートよく似合ってるよ」

千早「ありがとう。少し恥ずかしいけれど」

美希「ハニー…」


48 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:44:21.94 ck0ci6JS0 21/43

P「おはよう」

千早「おはようございます」

P「千早、ちゃんと言いつけを守ってるな」ナデナデ

千早「だから…子供扱いはやめて下さい」

春香「千早ちゃん…顔がにやけてる」

美希「今日はミキのお仕事同伴なの!!変更不可なの!!」

P「あはは、大丈夫だって」

千早「…」テレテレ

春香「千早ちゃん、顔真っ赤だね」

千早「知らない…」

美希「それじゃあ早速お仕事行くの!!」

P「はいはい。行ってくるよ」

春香「いってらっしゃ~い」

千早「いって…らっしゃい…」


49 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:47:59.43 ck0ci6JS0 22/43



美希「ミキにもお洋服、選んで欲しいな」

P「お前は千早と違ってセンスがいいから俺じゃ選べないよ」

美希「そうなの?」

P「ああ、お前は何の心配もしてないよ」

美希「褒められちゃった…」

P(こいつは見られることに慣れてるからな。対策もしっかり出来てる)

美希「ハニーはやっぱりミキの事が大好きなの」

P「ははは」

美希「今日もお仕事頑張るの!!」


52 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:52:59.47 ck0ci6JS0 23/43

現場

美希「見て見てハニー!!今日の衣装だよ」

P「おお、胸がかなり開いてるけど…平気か?」

美希「だいじょ~ぶ。動いても全然ポロリはしないよ?」

P「そうか、なら安心だ」

美希「ハニーにだけなら…全部見せてあげてもいいよ?」クイッ

P「こらこら、大人をからかうんじゃありません」

美希「は~いっ!!本番始まるから行ってくるね」

P「はいよ。頑張っておいで」

P(美希は何の心配もないな。これなら一人の現場も楽勝だろう)

美希(ハニー…やっぱりおっぱいが大きい方が好きそうだったの)


55 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 00:58:02.17 ck0ci6JS0 24/43

夕方

P「ただいま」

千早「お帰りなさい」

P「他には誰もいないのか?」

千早「はい。みんなはもう帰りました」

P「と言う事は…二人だけと言う事だな」

千早「はい…二人きり…です」

P「ちょうど良かった」

千早「えっ!?」

P「みんながいると色々都合が悪くてさ」

千早「あの…プロデューサー?」

千早(どうしよう…私…今からプロデューサーに…)


56 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:03:01.11 ck0ci6JS0 25/43

P「あのさ…これ、プレゼント」

千早「あ…」

P「今度のステージの時にでも使ってくれ」

千早「私に…私にだけ…ですか?」

P「ああ、だからみんなが居ると都合が悪かったんだ」

千早「そう…ですか」

P「家に帰ってから開けてくれ」

千早「はい…ありがとうございます」ニコ

P「ああ…喜んでくれて嬉しいよ」

千早(胸の大きさなんて…やっぱりプロデューサーはこんなにも優しいもの)

P(くそ…可愛いじゃないか…)


59 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:12:38.00 ck0ci6JS0 26/43

千早 自宅

千早「プレゼントの中身は何なのかしら」ゴソゴソ

千早「え…ブラ…ジャー?」

千早「普通のブラジャー2つとスポーツブラが3つ…」

千早「あ…メモが入ってる」

千早「えと…『スポーツブラはレッスンの時にでも使ってください』って…」

千早「でも…このブラジャー、少し小さくないかしら?」

千早「私はBなのに…これはAだし…」

千早「プロデューサーの事だから何か意図があるのね」

千早「白というのは…多分プロデューサーの趣味だと思うし」

千早「私の事、そんなに自分の色にそめたいのかしら…ふふっ」

千早「ありがとうございます…プロデューサー…」


62 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:22:04.29 ck0ci6JS0 27/43

コンサート当日 楽屋

P「お疲れ様。リハもいい感じだし、本番はもっと良い歌を期待してるぞ」

千早「はい!!」

P「最近は本当に調子が良さそうで俺も心強い限りだよ」

千早「ふふっ。プロデューサーのおかげです」

P(Tシャツが汗ですけてるけど…ちゃんとスポーツブラを着けてるな。感心感心)

千早「プロデューサー?」

P「ああもう!!千早はお利口さんだな!!」

ぎゅ!!

千早「あっ!?」

千早(抱きしめて…くれた)

P「いい子だ…」ナデナデ

千早「あなたが言う事なら…何でも聞きます…いい子ですから…」

美希「ハニー…何やってんの…」

春香「千早ちゃん、いいなぁ…」


63 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:28:27.16 ck0ci6JS0 28/43

美希「ハニーの浮気者!!」

春香「美希、どうどう」

千早「二人とも、来てくれたのね」

春香「凄いよね。武道館で2日間なんて」

千早「ええ、みんなのお陰よ」

美希「千早さん…ずるいの」

千早「え?どうしたの?」

美希「何でもないの…」

千早「変な美希ね」

春香「私たちは関係者席に行ってるね」

千早「ええ、私もそろそろ着替えるわ」

春香「美希、行くよ~」

美希「むぅ…ハニーのアホ…」

P「ええっ!?」


65 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:32:56.89 ck0ci6JS0 29/43

P「綺麗なドレスだろ?」

千早「はい、こんな素敵な衣装を用意してくださって…嬉しいです」

P「俺の千早の衣装だからな。気合も入るさ」

千早「ふふっ、貴方の千早ですから…今日も頑張ります」

P「そうかい」

千早「はい…」

千早「あの…そろそろ着替えますので…」

P「ああ、しばらくしたらまた来るから」

千早「はい…また後で…です」

千早(プロデューサー…私は…貴方だけの歌姫です…)


66 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:38:22.84 ck0ci6JS0 30/43

30分後

P「千早、入っても大丈夫?」

千早「はい、どうぞ」

P「入るぞ」

カチャ…

千早「プロデューサー…どうでしょうか?」

P「綺麗だ…本当に綺麗だよ」

千早「私もそう思います。ふふっ」

P「胸元…少し開いてるけど、いい感じだ」

千早「はい…素敵な衣装です…」

P「もっと近くで見ていいか?」

千早「私は…貴方のものですから…許可なんて必要ありません」

P「そうか…」

千早「はい…」

P「本当に綺麗だな…って!?」


67 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:41:38.42 ck0ci6JS0 31/43

P(おい…おい!!何で大きい方のブラジャーなんだよ!!)

千早「プロデューサー?」

P(ちっぱいモロ見えじゃないか!!)

千早「プロデューサー?どうしました?」

P(今日は胸に見栄を張る日じゃないだろ!!)

千早「プロデューサー…あんまり見ると…恥ずかしい…です」

P(ダメだ…このままステージには上げられない…)

スタスタ…

カチャン…

千早「え…何で扉のカギを…」

P「千早…脱いで」


69 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:46:44.70 ck0ci6JS0 32/43

千早「え…今、何て?」

P「あと、俺が買ったブラジャーは持ってきてるか?」

千早「あの…はい、ここに…」

P「今すぐそれに着け替えるんだ」

千早「それじゃ…プロデューサーは…外に…」

P「ダメだ。俺は全てをここで見届ける」

千早「そんな…私…」

P「千早…これは命令だ」

千早「めい…れい…」

P「さあ、早く脱ぐんだ」

千早「…はい、分かり…ました…」


71 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:53:36.36 ck0ci6JS0 33/43

千早「あんまり…見ないでください…」

シュル…

P(うわ…背中が綺麗だな…)

千早「あの…これ以上脱ぐと…下着姿になってしまいます…」

P「ごめん…でも、脱いで?」

千早「はい…」

シュルル…

ファサ…

千早「これで…良いですか?」

P「うん、後はブラジャーも外して?」

千早「え…でも、そんな事をしたら…」

P「千早、それが一番大切な事なんだ」

千早「プロデューサー…」

P「俺を…信じて欲しい」

千早「はい…外します…」


72 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 01:56:55.83 ck0ci6JS0 34/43

千早「恥ずかしい…ぐすっ…」

プチ…

千早「これで…良いですか?」

P「後は、俺のあげたブラジャーを着けるんだ」

千早「はい…でも…」

P「どうした?」

千早「恥ずかしくて…ぐすっ…動けません…」

P「分かった…俺がやるよ」

千早「はい…お願い…します…」

P(任せろ…俺が絶対に人前で恥をかかせたりはさせないからな…)


74 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:04:12.27 ck0ci6JS0 35/43

P「千早…胸から手を退けて?」

千早「はい…」

スッ…

P「小さいけど…綺麗な胸だな…」

千早「やぁ…プロデューサー…」

千早(見られてる…恥ずかしいけど…嫌じゃない…)

P「それじゃあ…これ、着けて?」

千早「はい…」

P「そう…いい子だ」

千早「着けました…これで良いですか?」

P「千早…よく頑張ったね。いい子だよ」

ぎゅ…

千早「あ…ああ…プロデューサー…」

P「さあ、もう一度衣装を着ようね?」

千早「はい…あの…」


75 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:07:06.35 ck0ci6JS0 36/43

P「ん?」

千早「汗をかいてしまったので、下も…穿き替えたいです…」

P「分かった。終わったら呼んでくれ」

千早「はい…」

P「それじゃ」

ガチャ…

バタン

千早(小さな胸でも綺麗だって言ってくれた…やっぱり大きさなんて関係ない…)

千早「プロデューサー…嬉しいです…」


77 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:13:40.08 ck0ci6JS0 37/43

P「千早、もう大丈夫?」

千早「はい…どうぞ」

ガチャ

P「はい、お疲れ様」

千早「とても恥ずかしかったです…」

P「ごめんな?でも、必要な事だったんだよ」

千早「はい、私はプロデューサーを信じてますから」

P「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」

千早(本番に自分で買ってきた下着を着けさせたいなんて…本当に所有欲の強い人ね。でも…」

千早「ふふっ」

P「ん?」

千早(そんな事をしなくても…私は既に貴方のものですから…)

千早「プロデューサー」

P「どうした?」

千早「このままじゃ…私は歌えません」


79 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:19:12.17 ck0ci6JS0 38/43

P「えっ!?どうしたんだ!?」

千早「さっきの事で恥ずかしくなってしまって…上手く声が出せなくなってしまいました」

P「そんな…俺のミスか…」

千早「でも…プロデューサーが力を分けてくれたら…」

P「何でもする!!何でもするから言ってくれ!!」

千早「本当に…何でもしますか?」

P「ああ…絶対になんでもする。男に二言は無い」

千早「それでは…キス…してください」

P「え?」

千早「キス…してくれたら…私は頑張れます」

P「本気か?」

千早「まだメイクもしていません…だから…」


80 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:23:48.95 ck0ci6JS0 39/43

P「分かった…良いんだな?」

千早「はい…貴方が…良いんです…」

P「千早…おいで…」

千早「はい…」

ぎゅ…

P「目を閉じて…」

千早「はい…」

ちゅ…

千早「ん…んふ…」

千早(あったかい…嬉しい…力が…湧いてくる…)

千早「んん…ぷは…」

P「これで…大丈夫か?」

千早「はい…プロデューサーは近くで見ていてください」

P「ああ…近くにいる」

千早「今日は…貴方に私の歌を捧げます…」


82 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:33:03.67 ck0ci6JS0 40/43

コンサート2日目 関係者席

春香「二日間ともすごかったね~。お客さんも凄く盛り上がってたよ」

美希「ハニーが…千早さんに独占されてるの…」

春香「仕方ないよ。大事なステージなんだから」

美希「でも…最近の千早さんはちょっと贔屓されすぎなの」

春香「私は…何となくだけど分かる気がするな」

美希「そうなの?」

春香「千早ちゃんって、歌は上手いけど、それ以外の事に無頓着だから…」

美希「それは言えてるね」

春香「だから…プロデューサーさんも放って置けないんだよ」

美希「手がかかるほど…可愛い?」

春香「だね」

美希「ふ~ん…」

美希「なるほど…それなら」

春香「美希?」


83 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:46:15.43 ck0ci6JS0 41/43

夜 事務所

P「ふう…衣装もしまったし、後は帰るだけだな」

千早「今日は疲れました」

P「本当に二日間お疲れ様。最高のステージだったよ」

千早「はい。だからご褒美が欲しいです」

P「何でも言いなよ。今日の俺は何でも聞いちゃうから」

千早「プロデューサーのお部屋に…行きたいです」

P「俺の部屋?」

千早「いっぱい抱きしめてもらって…眠りにつきたい…いけませんか?」

P「いいよ…千早は凄く頑張ったんだもんな」

千早「はい…とても嬉しいご褒美です」

P「それじゃあ帰るか?」

千早「はい!!」

千早(胸が小さくても…プロデューサーはこんなにも私を愛してくれる。大きさなんて関係ない…)

千早「関係ない…ふふっ」


87 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 02:55:33.22 ck0ci6JS0 42/43

翌朝

P「おはよう」

千早「おはようございます」

春香「あ、千早ちゃんとプロデューサーさんだ」

律子「昨日は本当にお疲れ様でした」

P「いやいや、千早が良かっただけだよ」

千早「…」テレテレ

高木「如月君…昨日は感極まって思わず泣いてしまったよ」

千早「ありがとうございます」

P「でも良かったのか?今日は休みなんだからゆっくりすれば良かったのに」

千早「はい…でも、プロデューサーの傍に居たかったので…」

P「そうかい」

千早「はい…ふふっ」

美希「おはようなの~」

春香「おはよう美希…って、ええええっ!?」


90 : 以下、名... - 2013/09/16(月) 03:01:34.80 ck0ci6JS0 43/43

美希「どうしたの?」

春香「美希…あなた…一体どうしたの!?」

美希「え~、ミキよくわかんないの」

美希(バサバサの髪、汚れた服、片足だけ裸足でノーブラ…ハニーもこれなら構わざるを得ないの」

律子「美希…あんた…襲われたの?」

千早「!?そんな!!」

P「くそ…誰が美希を…殺してやる…絶対に殺してやる!!」

高木「マスコミ各社に報道規制と手回しをするんだ!!」

律子「了解!!」

美希「えっ!?えええっ!?」

千早「美希、大丈夫よ?私たちはあなたを見捨てたりしないわ」

美希「違うの…ねぇ…違うの…」

P「ぶっ殺してやる!!!絶対にだ!!!!」

美希「ちがうのぉ~~っ!!!!」


おわり


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