1:ななしさん 2020/11/07(土) 12:06:48.94
【4】在日社会の「生きづらさ」
まずは「隣にいる他者」への想像力を

在日コリアンのうち、「朝鮮籍」の人の割合は年々減少し、韓国籍の人が増加しています。その背景には、「朝鮮籍」にまつわる複雑な事情があるようです。

今回、話を聞いたのは、朝鮮半島出身の父と在日朝鮮人二世の母を持つ、安宿緑(やす・やどろく)さん。現在は、編集者・ライターとして働き、『韓国の若者』(2020年、中央公論社)、『北の三叉路』(2015年、双葉社)といった著書があります。「朝鮮籍」からやむなく韓国籍に変更した経緯とは、どのようなものだったのでしょうか。

■「朝鮮籍」は無国籍と同じ(省略 ソース元参照)

■韓国籍に「泣く泣く」変更(省略 ソース元参照)

■本籍地を「独島(竹島)」に登録(省略 ソース元参照)

■朝鮮学校では〝俯瞰する目〟が養われる(省略 ソース元参照)

■朝鮮大学校の就職事情とは(省略 ソース元参照)

■在日社会の「生きづらさ」
 
現在は日本のメディアで働く安さん。在日社会は「生きづらい」と感じることも多々あったようです。

「在日の社会にも、『ホモソーシャル』なところがあります。例えば、朝鮮学校では、学校側が委員長を選ぶのですが、委員長になるのは原則的に男子です。その学校に男子生徒がいる限り、たとえ優秀ではなくても男が委員長になります。女は副委員長で、女房役という扱いですね。

また、北朝鮮本国と同じように、〝台所は女の領分で、男は何もやらなくていい〟という文化があるんです。九州だといまだに〝男子厨房に入らず〟という文化が残っているようですが、まさにそんな感じです」

男子生徒が委員長になったり、性別役割分業が残っていたり……。在日コリアンの社会にも、「男社会」といえるところがあるようです。

また、安さんは〝未婚の女性は肩身が狭い〟と感じることもあったといいます。女性は結婚・出産したら一線を退いて、〝家庭を守る〟といった風潮は日本社会にも残っていますが、在日コリアンの社会ではこの傾向がより顕著だといいます。

「恐らく、在日朝鮮人以外の少数民族もそうなんじゃないかと思うのですが、『子孫繁栄してなんぼ』という感じなんです。結婚して、子どもを持っていないと『いないもの』として扱われます。日本社会よりもそういった風潮が強いと思います。もちろん在日にも結婚していない人たちはたくさんいるのですが……。

子孫繁栄して、後代に民族の文化を伝えることが良いこととされるので、日本人と結婚してはいけないという価値観もまだ残っています。無理にでもお見合いをして、朝鮮人同士で結婚しようとするんですね。私の母も『日本人と結婚したら縁を切る』と言っていました。





私も一度、お見合いをしたことがあります。在日って焼肉屋、金融業、パチンコを家業にしているところが多いのですが、焼肉屋とお見合いしたんです。

私は自分の仕事を伝え、『月に何度か徹夜で家に帰れない日がある』『日中は働いているので家にいない』と伝えたら、それだけでNGでした。『家業を手伝えない嫁はいらない』ということのようです。それで子どもを産んで、代を継ぐということが前提になっています。私より下の世代だと少しは変わってきているかもしれませんが……。こういった風習にも、ホモソーシャルな文化にも私は全くなじめませんでしたね」

これまで日本社会での「生きづらさ」について話を聞いてきましたが、在日コリアンの社会の中にも「生きづらさ」があるようです。

さて、ここまで複数の在日コリアンの声を拾ってきましたが、置かれた環境や成育歴によって、様々な思いや葛藤を抱えていることがわかりました。差別や分断が残る私たちの社会で、まずは「隣にいる他者」への想像力が涵養されることを願います。(おわり)

2020年11月07日
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020102900006.html

12:ななしさん
そうか、それじゃ帰れば解決だな
帰れ!

24:ななしさん
誰も隣に住んでほしくない
帰れよ

30:ななしさん
半島に帰ればいいのでは?

43:ななしさん
いい加減日本人に遠慮しろよ

78:ななしさん
一世や二世の分も兵役に就け

87:ななしさん
生きやすい祖国へどうぞ