【神機一転】阪神戦力外の小豆畑真也“夢と厳しさ”原動力も夢散…今後は黒子に : 阪神タイガースちゃんねる

不思議と表情は晴れ渡っていた。「覚悟していたというか。別に驚きもしなかったし、気持ちが大きく揺れ動くということは全然なかった」。１０月３０日に戦力外を通告された。頭の片隅にあった「現実」を、小豆畑は潔く受け入れた。

　６年間の在籍で、１軍試合出場なし。甲子園のカクテル光線に照らされ、大歓声を浴びることはかなわなかった。だからこそ、後輩たちへの思いは自然と強くなる。

　「僕の分も『見てきてくれよ』って。変な言い方だけど、もっとお金を稼いで、もっと家族にいい思いさせて、もっといい車に乗って、もっといいご飯を食べて。僕が関わる人みんな、いい思いをしてくれたら」

　藤浪や北條と同じ１２年度ドラフトでプロ入り。翌年には同じ捕手の梅野が入団したこともあり、２軍生活が長く続いた。「付いた印象を取るのは大変ですけど、１試合、１球で人生を変えられるというのはずっと思っていたので。少ないチャンスを待ち続けた」。この世界の“夢と厳しさ”が原動力だった。

　今季はファーム日本一を味わい、矢野監督と過ごした。「２軍の立場は自分のことで精いっぱいで『自分が喜んでいないのに、ファンが喜べないでしょ』っていうところが、すごくあったんですけど」。常にファンを思う指揮官のモットーを、新鮮に感じた。

　戦力外通告を受けた日、矢野監督から連絡を受けた。「１年間ありがとう。これからゆっくり考えて。人生はこれから」という旨の内容だった。来季はファームサブマネジャー兼ブルペン捕手として、球団に残る。「自分のできることは、全部やっていこうという気持ち」。かなわなかった夢をチームメートに託し、黒子に徹していく。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000037-dal-base

【この記事への反応】

・１軍の経験はないけど、２軍で頑張った経験と、何より二軍とはいえ優勝の味を知る選手
当然ながら、一軍での優勝は二軍の優勝より嬉しさも強いと思います。
それを一軍で味あわせてあげられるように、これからは裏方で頑張ってほしいです！
自分がブルペンで受けてあげた選手が一軍での勝利に貢献してくれたら、小豆畑自身も嬉しいと思います！
頑張ってください！！

・入団前から守備、特に肩は即一軍レベルと言われていただけに一軍出場がなかったのは意外と言うか、残念でなりません。
やはり一軍の試合となるとある程度打撃力も求められるのかなぁ。
とりま、お疲れ様でした。
これからの人生も頑張って、いい選手を育てて下さいね。

・矢野監督からの電話内容が人間味を感じてすごくいいですね！
今後は縁の下の力持ちで支えてほしいですね！

・社会人野球時代からセカンドスローはプロレベルという肩書きで阪神に入団した時は楽しみで、ずっと一軍に上がってくるのを楽しみにしていた。
今後ももう少し野球に携われる仕事が見つかって一安心というとこですかね。

・裏方さんなのね！

「表の活躍には裏の支えが必要です」選手名鑑には名前載らなくても、これからの活躍はきっとチームの役に立つ、ワイはそう思ってます。
あなたの支えで未来のエース育ててあげて下さいませ、とりあえずはお疲れ様でした。

・現役だけが野球人生じゃないさ。ここから裏方として一流になれば、一流の野球関係者になれる。矢野監督の優しさにほろりとくるものがあるなあ・・・

タグ：: #阪神タイガース

1 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 19:34　id：BdLNFLA20
今までも黒子だぞ
まあ冗談は置いといて今までも黒子だぞ

2 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 19:38　id：ZC2HyIWu0
>>1
世の中には黒子にさえなれない奴が山ほどいるからまだマシだろ

3 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 19:53　id：mGAx7xMa0
一軍出場なしで30歳まで生き残ることができて、引退してもチーム事情次第だがブルペンキャッチャーとして雇ってもらえる
負担が半端ないぶん見返りも大きいのがキャッチャーのいいところやね

4 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 19:54　id：XjjQ28RJ0
これから新しく入ってくる若い選手に
伝えることはあるはず。
伝えることはできるはず。

5 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 20:03　id：FUBn2lx70
とりあえず就職活動せんで良いの恵まれてる。
真面目で人から好かれる人柄なんだろな。これからは裏方で良い仕事したってなぁ！

6 名無しの猛虎魂さん 2018年12月19日 20:04　id：XK..ouH70
すごいなぁ。自分が小豆畑だったら、ブルペンキャッチャーの仕事断ってしまうかも。心が狭いのは百も承知だが、野心との折り合いがつかないと思うから、他人を支えるというような崇高な仕事を勤め上げられる気がしない。その辺プロは本当にすごい。