俺の愛犬は俺と同じ年に生まれて物心ついたときから一緒に居た
一緒に公園で遊んだりもしたし、じゃれあったりもした
けど団地でくらすことになり、その愛犬をおばあちゃんちで飼うことになった
おばあちゃんちは結構離れていて、中々愛犬とはあえなかったけど
あったときはいつも嬉しそうにしっぽを振ってくれていた
でもしばらく会わないうちに俺よりおじいちゃんになついてやがったよww
だけどおじいちゃん達が引っ越すことになり、俺の家族もマイホームを建てていたため愛犬が戻ってくることになった
もうその頃にはすっかり老犬でもうヨボヨボだったよ、俺まだ厨房だったのに
それから3年くらいたった時の12月31日に具合が悪そうにしてた、いつも必ず食べきるエサも残してたし
まぁ大丈夫だろなんて考えてた俺は何も気にせずに大晦日のテレビを一日中俺の横に居る犬と見ていたんだ
そして10時頃くらいに母さんが起きて来て愛犬の方をみて驚いていた
俺はまったく気づいていなかったけど、1月1日になってすぐに老衰していたらしい
最初はありえないって馬鹿にしてたけど、だんだん涙がこぼれて来た、それでも幼い俺は死を受け入れられなかったが
俺はなんで最後を見守って上げられなかったのかと、なぜ気づいて上げられなかったのかと後悔しまくった
けど、そんなことを考えてる間にも涙はこぼれてきた
その日の夜、自分の家のお庭に愛犬を埋めることにした
埋めてる間もとても悲しかった
そして次の日、おじいちゃん達に愛犬がなくなったことを伝えた
おしいちゃんは一言「そうか・・・」と呟き、泣き始めた
最後に一回くらい会わせてあげたかった
次の日、おじいちゃんは愛犬と遊ぶ夢を見たらしい
北海道から沖縄まで行くなんて、相当会いたかったんだね、最後に会わせられなくてごめん
【★】ペットが亡くなった時 IX【ペットロス★】
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