オンボロアパートで暮らしてたん。
、一軒挟んだ隣室に独居老女が住んでた。
その日はバイクを洗車してたんだけど、その独居老女の家に新聞の勧誘が来た。
全然気にしてなかったんだが、その勧誘員が半ば強引にお婆さんの玄関をあけて、中に入っていったのは確認出来た。
あー、きっと根負けして契約になるんだろうなぁと思ってバイクの洗車を続けてたんだが、何と無く変な雰囲気を察知したので聞き耳を立てていると、お婆さんは帰って下さいと何度も連呼しているのがわかった。
勧誘員の男が『下手に出てたら調子に乗って、玄関まで入ってんやから契約して貰わなこっちも立場があらへんがな』みたいな事を言ってるのが聞こえてきた。
こりゃ流石にお年寄りにはキツイ話やなぁと思って、部屋の前まで行くと、勧誘員がお婆さんに結構な暴言を吐きながら契約を強要しているのが聞こえた。
勧誘員は『なんやねん、おのれは』って感じの事を言ってきたので、『お婆さんは新聞を取ってるから、これ以上他の新聞を取る余裕はないって言うのが聞こえてきた。
それを怒鳴りつけて契約を強要するのはおかしいだろ』というような事を言って、横暴な契約をやめる様に指摘した。
『お婆さんは既に新聞を取っているから、これ以上余計に新聞を取ることはできないって何度も言うたはる。それを無理矢理玄関をこじ開けて中に入って契約を強要するのは間違ってる』という様な事を言ったと思う。
相手は『こっちの商売に無関係のもんがゴチャゴチャぬかすな』と言われたが、『独居老人が明らかにビビって帰ってくれと言ってるのに帰らない状況は、不法侵入として警察に連絡しても構わんと思うが?』と半ばハッタリをかましてみた。
先に手を出されたので、その時点で相手の手首を捻りあげて、相手が膝をつく姿勢になる様にして携帯で警察に連絡。
その時点で騒ぎに気付いた大家が現れ、何をしてるんやという事になり、お婆さんの家に無理矢理入った事を説明して、警察にも連絡入れた事を伝えた。
程なくしてミニパトに乗った警察が来て、相手を連れてかえったが、あの時は自分の中では結構な修羅場だったと思う。
その後でお婆さんは僕の所に来て、『お兄ちゃんが来てくれた時はホンマに仏さんの使いかと思うほど嬉しかった。物凄く怖かったし、助けてくれた事がホンマに嬉しかった』という様な事を言ってくれた。
その後、警察から簡単な事情聴取をうける事になったが、婦人警官から『こういうトラブルを収めてくれて感謝します』みたいな事を言われた。
お婆さんはその後から顔を合わせるたびにお礼を言われる事になったし、時々お菓子を持ってきてくれてりする事になった。
GJ!
普段はこんな事とは無縁の暮らしだったので、この時は本当にドキドキしてしまいましたよ。
小学校から中学まで少林寺を習っていた事もあり、手首を捻り押さえつけられたけど、その時は結構バクバクもんでした。
後からお婆さんが本当にもういいからっていうくらいに感謝されたのが、個人的には気恥ずかしかったりしましたよ。
超GJ!
良い人だね!
引用元: ・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(126)
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