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劇的な決勝弾を決めた川崎フロンターレDFジェジエウは、得点後、サポーター席にダイブ。等々力競技場に熱狂を作り出した 撮影:中地拓也

■8月7日/明治安田生命J1第24節 川崎フロンターレ2-1 横浜F・マリノス(等々力)


 まさに等々力劇場だった。先制しながらも、前半のうちに同点に追いつかれ、1-1で推移したまま迎えた後半アディショナルタイム。99分という時間帯に、DFジェジエウが勝ち越し弾を決めたのだ。劇的な展開に、川崎サポーターは大熱狂。突発的に出た大きな歓声と拍手、そして飛び跳ねる動きで、競技場が揺れたかと思われたほどだ。

 また、ジェジエウが足をつりながらも決勝弾を奪ったことが、興奮を高めた。ピッチで立てなくなる姿を見せながら、気合でプレーした。気持ちのこもったプレーは、観る者の心を打った。

 首位、横浜F・マリノスを相手に見せた勝利はサポーターとしてはうれしいものだったが、このような展開に、「フロサポは、興奮しすぎて、泣きすぎて、寝れない説w」「くそぅ、なんで明日仕事なんだ…。って思っているフロサポ多いだろうな。こんな勝ち方余韻に浸りまくりたいに決まっているじゃんか」といった“副反応”が見られた。

 実際、ツイッターでは「フロサポ」という言葉がトレンド入り。嬉しくも悩めるフロンターレサポーターの悲哀な声が多く見られた。

■「フロサポ みんな眠れなさすぎ」
 試合開始は午後7時だったが、主審が途中で交代した影響もあって試合が終了したのは午後9時過ぎ。その後、選手が場内を一周して挨拶したため、サポーターが帰路につくのはさらに先だった。興奮と遅くなった試合終了時間のため、以下のようなコメントが見られた。

「流れてくるツイート見て興奮して眠れないフロサポの1人です」
「疲れてるし眠いのに興奮で寝つけないフロサポおじさんです」
「フロサポ みんな眠れなさすぎ」

「全然眠くならないのだけど、寝室で横になる。明日、なんで仕事なの」
「今日という日が終わってしまうのが名残惜しいけど、模範的なフロサポである私は就寝するよ。寝られるかどうかは分からないけど。今後も継続的にフロンターレに貢いでいくためには仕事を怠けるわけにはいかないのよ。」
「この歓喜とあと明日は仕事という現実」

 この神奈川ダービは、負けはもちろん引き分けでも3連覇が難しくなる一戦だった。さらに、ここ2試合は新型コロナの影響でベンチメンバーを組むのにも苦労した。この横浜戦を前に、ユースの選手2人を2種登録したほどだ。

 勝利の余韻に冷めやらぬ川崎だが、この熱い気持ちのまま白星を重ねそうだ。

サッカー批評編集部










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