海未「みなさんこんばんは、ほのきちプラネットのお時間です」
花陽「今日は穂乃果ちゃんの一日編をお送りいたします」
ことり「お相手はスーパー幼馴染の南ことりと♪」
海未「新・スーパー幼馴染の園田海未と」
花陽「新米の季節が終わり、少し落ち込み気味の小泉花陽の三人で「ちょっと待って!」
花陽「えっ?えっ?」
海未「どうしたんですか?台本には止めるとは書いていませんが……」
ことり「台本は今はどうでもいいの!それよりも海未ちゃんっ、ちょっと今のなんなのっ!」
海未「わ、私ですか?」
花陽「はわわっ……」
元スレ
穂乃果「ほのきちプラネット?」
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1416925350/
ことり「そうだよ!『新・スーパー幼馴染』ってなんなの!
穂乃果ちゃんとスーパー幼馴染なのは私だよ!」
海未「え?なにを言ってるんですか?穂乃果と私はずっと前からスーパー幼馴染でしたが……」
ことり「そ、それは歴史改変が……!」
海未「ふふっ、つまり今はそれが正史ってことですよね、『幼馴染』の南ことりさん♪」ニッコリ
ことり「……空港」ボソッ
海未「……っ!」
ことり「抱き合う……恋愛ドラマ……ギャルゲー展開……」ボソボソ
海未「な、何を言ってるんですかっ!や、やめてください!」
ことり「これも正史なんだよ、う~みちゃん♪」
海未「羨ましい……羨ましい……羨ましい……」
ことり「くすくす、海未ちゃんはないよね。穂乃果ちゃんに空港で抱きしめられたこと♪」
海未「……アヒルボート」ボソッ
ことり「……!」
海未「二人乗り……定番デート……」ボソッ
ことり「い、いったい何を……!」
海未「いえ、別になんでもないですよ?」
ことり「くっ、それならこっちだって……!」
海未「私だって最近は弾数も増えてきたんですっ!」
花陽「と、とりあえずこの三人でお送りします!まずはVTRどうぞ!」
穂乃果『……』zzz
穂乃果『……』ムニャムニャ
花陽「えーっと、これは穂乃果ちゃんの朝です。穂乃果ちゃんの朝は他の人よりもゆっくりなみたいですね」
海未「気持ちよさそうに寝て……、いつも待たされる方の身にもなってほしいですね」
ことり「でもこの寝顔を見てると、そんなこと全部許せちゃうから不思議だよね」
海未「確かに……そうですね」
穂乃果『~~~~~~』zzz
ことうみ「あぁ……癒される……」ウットリ
花陽「……あの、お二人は喧嘩していたんじゃ」
海未「和解しました」
ことり「スーパー幼馴染と普通に幼馴染の両方を味わえるって幸せだと思うの」
花陽「はぁ……、そうですか。では次のVTRです」
穂乃果『~~~~♪』テクテク
花陽「これは……登校中みたいですね」
海未「どうやら私たちと合流する前みたいですね」
ことり「一人だと鼻歌歌ってるんだねっ!とってもかわいいっ!」
花陽「確かに可愛いですね……」
穂乃果『……!』
花陽「あ!穂乃果ちゃんが何かを見つけたみたいです!」
穂乃果『……♪』ニヤニヤ
真姫『……』トコトコ
海未「むっ、穂乃果の視線の先に居る赤髪あれは……」
ことり「うん、間違いないツンデレ科のニシキノマキだね」
花陽「真姫ちゃんだよね?」
海未「いえ、あれはツンデレ科のニシキノマキです」
ことり「うん、ツンデレ科のニシキノマキだよ?」
花陽「あの、ツンデレ科というのはなんなんですか……?」
海未「難しく考えないで穂乃果の獲物だと思ってくれればいいですよ」
ことり「他にもソルゲ科やCP科とかも穂乃果ちゃんの好物なんだよっ!」
花陽「はぁ……そうなんですね」
海未「ちなみに私もソルゲ科なんですよ」フフン
ことり「ちなみに穂乃果ちゃんはプランタン科だよっ、私と花陽ちゃんと一緒だね♪」
花陽「へ、へぇ……。そうなんですね……。
あ!それよりも穂乃果ちゃんが何か行動を起こしたみたいです!」
穂乃果『……』コソコソ
真姫『……』テクテク
花陽「こそこそしてるみたいですが……どうしたのかな?」
海未「真姫に後ろから悪戯しようとしてるみたいですね……」
ことり「ツンデレ科にちょっかいを出すのは穂乃果ちゃんの本能だもんね」
海未「後ろから抱き着きでしょうか……羨ましい限りです」
ことうみぱな「ああっ!」
穂乃果『……』カプッ
真姫『~~~~!///』
穂乃果『……』カプカプ
真姫『!!!!!///』ジタバタ
穂乃果『~~~♪』ニッコリ
真姫『―――!///』
花陽「こ、これは……」
海未「凄い物を見てしまいました……」
ことり「うん……まさか耳カプだなんて……」
海未「穂乃果は獲物の弱点を見抜き、的確に仕留めていきますが……」
花陽「つまり真姫ちゃんの弱点は耳なんですね……」
ことり「羨ましいよ……誰もが夢見る最高のシチュエーションの一つを味わえるなんて……」
海未「本当です……、まあ今回はVTRで耳カプの存在を確認することができたのでよしとしましょう……」
ことり「いつか私も絶対にしてもらうんだ……!」
海未「想いは皆一緒です、その日を目指して頑張りましょうっ」ガシッ
ことり「うん!」ガシッ
花陽「えーっと、スタジオの方で熱い友情の確認ができましたところで次のVTRですっ!」
穂乃果『……』zzz
花陽「あれ、場面が飛びましたね。どうやらまた寝てるみたいですが……」
ことり「授業中の穂乃果ちゃんみたいだね」
海未「穂乃果は一日中精力的に活動しますからね、どうしても人より睡眠量が多いんです」
花陽「意外な反応ですね……、海未ちゃんはもっと厳しいコメントをするかと思ってたんけど……」
海未「も、もちろん穂乃果にはきちんとお説教しますよ!ですが……」
ことり「くすくす、多分この後を見て見ればわかるよ♪」
キーコーカーコーン
穂乃果『……』ムクリッ
穂乃果『……!』サーッ
穂乃果『!!!!』アタフタ
花陽「おきだしたと思ったら何やら慌てていますね……」
ことり「この授業はテスト範囲の解説だったんだ、だからこの後は……」
穂乃果『~~~~!』ウワァァン
海未『―――!』ガミガミ
穂乃果『……』ペコペコ
ことり『―――♪』ナデナデ
穂乃果『……』シュン
海未『……』スッ
穂乃果『――!』パァァッ
花陽「なんだかいつもの光景ですね」
ことり「うん、これが私たちの基本形!で、今回は怒ってる海未ちゃんの顔をよく見て」
花陽「顔ですか……ん……あっ!」
ことり「気づいたみたいだね」
花陽「お、怒っているように見えて口元が緩んでます……!これは一体……」
海未「……穂乃果がいけないんです」
海未「穂乃果の為にも私が叱ってあげなきゃいけないんですっ!」
花陽「海未ちゃん……」
海未「でも……でも、穂乃果が頭を下げて頼みごとをする
そんな最高峰のシチュエーションなのに我慢できるわけないじゃないですかっ!」
花陽「……海未ちゃん」
ことり「わかるよその気持ち……、私も落ち込んでる穂乃果ちゃんを慰めるのが大好きだし」
海未「元気な穂乃果もいいのですが、落ち込んでいるときも最高なんですよね……」ウットリ
ことり「うん、これがギャップ萌えってやつなんだろうね……」ウットリ
花陽「……えー、では次のVTRです!」
穂乃果『……』トコトコ
海未「また場面が飛びましたね」
花陽「えーっと、説明によると今はお昼休みみたいだね」
ことり「そういえば最近穂乃果ちゃんが居ないことが……」
海未「いつの間にか消えてるんですよね……」
花陽「つまりこのVTRは幼馴染たちすら知らない穂乃果ちゃんの情報が……」
ことうみ「……」ゴクリッ
花陽「では、続きどうぞ!」
穂乃果『~~~♪』コンコン
花陽「あれ……ここは……部室?」
海未「ですね……」
ことり「あれ、部室でご飯食べてるのかなぁ?」
花陽「部室にはいつもにこちゃんがいるはずだけど……」
海未「にこですか!?」ガタッ
ことり「ま、まさか……!」ドンッ
花陽「ひいっ!」ビクッ
海未「あっ……すみません。少し取り乱してしまいました」
ことり「ごめんね、それよりも続きいいかな?」
花陽「つ、続きお願いします!」
ガチャッ
穂乃果『~~~!』ニッコリ
にこ『―――』プイッ
穂乃果『~~~?』
にこ『……!』ソッ
穂乃果『~~~♪』
花陽「あ……これは……まさか……」
海未「そ、そのまさかです……完全にやられました……」
ことり「まさか……手作りのお弁当……とはね……」
花陽「で、でもにこちゃんと穂乃果ちゃんは何時の間にこんなに仲良く……」
海未「忘れてはいけません、にこはCP科でツンデレ科にも片足を突っ込んでいるのです……」
ことり「つまり、にこちゃんは穂乃果ちゃんの大好物……!」
花陽「じゃ、じゃあにこちゃんは、人知れず仕留められてたんですかっ……!」
海未「そのようです……、多分この後の展開は……」
ことり「うぅ……、見たくないけど見たい!なんなのこの気持ちはっ!」
花陽「えーということで続きをどうぞ!」
にこ『……』アーン
穂乃果『~~~♪』モグモグ
にこ『……///』プイッ
穂乃果『―――♪』アーン
にこ『~~~!///』モグモグ
花陽「これは……俗にいう食べさせっこですね」
ことうみ「ああ……あぁ……」プシュー
花陽「あの、大丈夫ですか?」
ことうみ「……」
花陽「駄目みたいですね……、少し二人には刺激が強かったみたいです」
花陽「解説によりますと、人に甘えたがる穂乃果ちゃんと以外に押しに弱いにこちゃん」
花陽「二人きりになるとぐいぐいくる穂乃果ちゃんに負けた結果……とのことらしいです」
花陽「それにしてもあのにこちゃんが落ちるとは……驚きを隠せません……」
花陽「さすが穂乃果ちゃんというべきでしょうか……」
花陽「二人はまだ回復に時間がかかるみたいなので、次のVTRです!」
穂乃果『……』ノビノビ
凛『~~~』ゴロゴロ
花陽「これは……」
海未「日向ぼっこです!」
花陽「う、海未ちゃん!?いつの間に復活したの!?」
ことり「こんなVTRを見せられていつまでも沈んでる訳にはいかないよっ!」
海未「ええ、本当に素晴らしい……。凛と穂乃果、一見してみると似てるように見える二人」
ことり「だけど穂乃果ちゃんは犬、凛ちゃんは猫でしっかりと違いのある二人……」
海未「そんな二人の夢の競演!これがこの日向ぼっこなんですっ!」
花陽「はぁ……」
穂乃果『~~~』ナデナデ
凛『―――♪』ゴロニャ
ことうみ「ふわぁぁ……」トローン
花陽「で、でも見てると癒されるってのはわかるかな」
ことり「本当、これだったら何時間でも見ていられるよ……」
海未「混ざるのももちろんいいのですが、見守る愛もあるんだってわからせてくれる良いVTRですね」
ことり「うん、新たな境地だね」
海未「今なら大気圏にでも行けそうです……」
花陽「あははっ、一人で進行する自信ないから行くなら終わってからにしてください……」
穂乃果『……』コソコソ
穂乃果『……』キョロキョロ
花陽「次は……何をしてるのかな?隠れてるみたいだけど……」
ことり「うーん、かくれんぼとかかな?」
海未「いえ……これは……」
ことり「海未ちゃん、わかるの?」
海未「多分生徒会をサボって私に見つからないように逃げている穂乃果です!」
ことり「あっ!確かに言われてみればそんな感じが……」
花陽「えっ?する?」
海未「確かに生徒会をサボるのも穂乃果の一日ですが……んっ、あれは……」
ことり「あの金髪……まさかっ!」
花陽「……絵里ちゃんかな?」
絵里『―――!』
穂乃果『~~~!』ギクッ
絵里『―――?』
穂乃果『~~~!』アタフタ
花陽「どうやら絵里ちゃんに見つかっちゃったみたいですね、生徒会室に連れてかられるのかな?」
ことり「……それは甘いよ」
花陽「えっ?でも絵里ちゃんって真面目だし見過ごすとは……」
海未「……忘れたのですか、絵里はCP科です。穂乃果の好物なんですよ」
花陽「ま、まさか絵里ちゃんも!?」
絵里『……?』グイッ
穂乃果『―――!』ウルッ
絵里『!?』
穂乃果『―――』ギューッ
絵里『―――///』キュンキュン
ガチャッ
花陽「あ、あれ?そこは生徒会室じゃないよ!」
ことり「……駄目だったみたいだね」
海未「甘えて落として味方にする……穂乃果のよく取る手段です……」
ことり「生存競争の中で生み出された奥義……それゆえに強力なんだよね」
海未「あれをされてしまったら最後、私でさえ防ぎ切れるかどうか……」
ことり「少しでも耐えれるだけ海未ちゃんはすごいよ、私なんてイチコロだもん」
海未「それが普通なんです、恥じることはありませんよ」
ことり「うん……、そうだよね……」
穂乃果『……』クンクン
絵里『……?』キョトン
穂乃果『……』グゥ
絵里『……!』ガサゴソ
穂乃果『……!』フリフリ
絵里『……♪』アーン
穂乃果『~~~♪』モグモグ
花陽「どうやらチョコレートをあげてるみたいですね」
海未「こ、これは……!」
ことり「うん、これは完全に餌付けだね……!」
花陽「は、はい?」
海未「絵里はずるいです!私だって穂乃果を餌付けして懐かれたいのにっ!」
ことり「私はそのあたりには何も言えないけど……」
海未「おかげでどんどん懐かれて、校内の穂乃果の飼い主にふさわしい人ランキング上位にまで躍り出る結果に……!負けれませんっ!」
ことり「確かに今は絵里ちゃんは一番の脅威と言っても過言じゃないよね……」
海未「……出る杭は早めに打ち付けなくてはいけないかもしれませんね」
花陽「……もう出きってる気もしましけど」
ことり「なら、引っこ抜かなきゃね♪」
花陽「う……あ!そ、それよりVTRの方です!誰か来たみたいですよ!」
ガチャ
希『―――』ニヤニヤ
絵里『~~~///』アタフタ
穂乃果『―――?』キョトン
海未「母性科の希ですか……」
花陽「ぼ、母性科……?」
ことり「ねえ、この面子はちょっと危ないんじゃないかな」
海未「ですね……、希単体ならいいのですが絵里も一緒となると……」
花陽「どういことですか?」
ことり「見てればわかるよ……私たちの予想が正しければ……」
絵里『……///』アタフタ
希『―――』ニヤニヤ
穂乃果『―――?』キョトン
穂乃果『……』ハッ
穂乃果『―――!』ギューッ
希『!?///』キュン
穂乃果『~~~!』
希『~~~』ナデナデ
穂乃果『―――♪』スリスリ
絵里『……!』ナデナデ
穂乃果『―――♪』フリフリ
花陽「か、からかいに来た希ちゃんがいつの間にか混じってる……!?」
ことり「これが穂乃果ちゃんの恐ろしいところなんだよね」
海未「穂乃果は天候を操ることで有名ですが、場の空気も操ることができるのです……」
花陽「つまり希ちゃんは、場のイチャイチャムードに流されてああなったと……?」
海未「希の溢れんばかりの母性も今回ばかりは仇となりましたね」
ことり「甘え上手の穂乃果ちゃんから見たらいい鴨だもんね……」
海未「しかもあの場は密室……こうなったらもう最後なんです」
ことり「あとはもう欲望のままに穂乃果ちゃんを愛で続けるだけ……」
海未「そして一度愛でてしまうと、忘れられず何度も愛でたくなり
自然と穂乃果に逆らえないようになってくる……」
ことり「これがほのスパイラルなんだね……!」
穂乃果『~~~~』イチャ
絵里『~~~~』コラ
希『~~~~』イチャ
ことぱなうみ「……」ボーッ
海未「羨ましすぎます……」
ことり「できることなら今すぐここに混ざりたいっ……!」
花陽「すごくいい匂いしそうです……」
ことうみぱな「羨ましい……」ジーッ
~二時間後~
花陽「す、すっかり魅いてしまいましたが次です!」
海未「恐ろしいVTRでした……」
ことり「本当にうらやましいよ……母性なら私にもあると思うのになぁ……」
穂乃果『~~~~♪』スタスタ
ことり「穂乃果ちゃん、すっかり上機嫌だね!」
海未「穂乃果は人に甘えたり可愛がられるとどんどん機嫌がよくなりますからね」
ことり「お肌もツヤツヤだね!」
花陽「えーっと説明によりますと、散々三人でいちゃこらしたあとの帰宅のVTRらしいです」
海未「すっかり真っ暗ですね……、何時間いちゃこらしてたんでしょうか」
ことり「こんな夜道を穂乃果ちゃん一人でなんて!襲われても文句言えないよっ!」
海未「本当です、なぜ私はこの場にいないんでしょうかっ……!」
花陽「……あれ、何か違和感が……?」
海未「そんなことより続きを見ましょう」
ことり「うん!穂乃果ちゃんが心配だよっ」
穂乃果『~~~♪』トコトコ
花陽「特に何事もなく帰ってるみたいですね……」
海未「まだ油断はできません」
ことり「うん……あっ!」
海未「あ、あれは!」
花陽「ええええええええええっ!?」
ツバサ『……』ヒョッコリ
穂乃果『!?』
ツバサ『……!』ニッコリ
穂乃果『~~~!///』テレテレ
ツバサ『……』ニコッ
穂乃果『―――///』ウットリ
ことり「ホ、ホノカチャン!」
花陽「ほ、穂乃果ちゃんの様子が!一体どうしたんですかっ!」
海未「……あれはピカピ科のキラツバサ、穂乃果の唯一の天敵です」
花陽「穂乃果ちゃんの……天敵……?」
海未「ええ、ツバサの手によれば穂乃果もただの少女に落とされる……とても厄介な存在なんです」
ことり「音ノ木坂周辺では滅多に出ないはずなのに……」
海未「しかも今日は穂乃果の下校もいつもより遅いですからね、ツバサの執念がうかがえます」
花陽「穂乃果ちゃんに頼んだらサインもらえないかなぁ……」
ツバサ『……♪』ギュッ
穂乃果『///』
花陽「て、手を握りましたよ!?」
ことり「い、いい雰囲気になっちゃってるよ!これってまずいんじゃ……」
海未「だ、大丈夫です!このままみててください」
ツバサ『……』スタスタ
穂乃果『~~~♪』スタスタ
ツバサ『……』モジモジ
穂乃果『……』ペコッ
ツバサ『……』シュン
花陽「あ、あれ?あんなにいい雰囲気だったのに何もなし……?」
海未「穂乃果の天敵にツバサ、確かに強敵です、しかし致命的な弱点があるのです」
ことり「弱点……?」
海未「そう、それはヘタレ属性ですっ!」
花陽「へ、へたれ……?」
海未「そうです、彼女は根っこの方ではただの穂乃果のおっかけ
その為最後の一歩が踏み出せないんです!」
花陽「えっ、なんかイメージと違う……」
海未「そのおかげで私たちは戦うことができるんです、感謝しましょう」
ことり「そうだね、ツバサちゃんがヘタレてなかったらと思うとぞっとするよ……」
花陽「確かにそうですね……」
海未「そ、それより次のVTRもあるんですかっ?」ソワソワ
ことり「わ、私もそれが気になってたんだっ、次って穂乃果ちゃんの家だし」ソワソワ
海未「完全なプライベート空間……」
ことり「あんなことやこんなことも……!」
花陽「もちろん準備してあります!しかもここだけの話なんですが
……次はサービスシーンとかなんとか」
ことうみ「さ、さーびすしーん……?」
花陽「はい!ではVTRスタートです!」
穂乃果『~~~♪』
雪穂『―――♪』ゴシゴシ
穂乃果『―――?』
雪穂『―――!』
穂乃果『~~~♪』ゴシゴシ
海未「な、なんですかこれはっ……!」
花陽「えっと、説明によりますと高坂姉妹の入浴シーンらしいです……けど……」
ことり「そ、そんなこと音声を聞いてればわかるよ!聞きたいのはそこじゃなくて!」
海未「なんで映像が真っ白なんですかっ!」
花陽「えっと、機械の故障らしいです……」
ことり「なんで!?せっかくの入浴シーンなのに!?」
海未「本当ですっ!これでは生殺しじゃないですか……!」
花陽「そ、そこばっかりは本当にごめんなさい……、あまりに不満がでるようならカットするようにとも言われてるですが……」
海未「それは駄目です」
ことり「うん、ダメだね」
花陽「そ、そうですか……ではVTRをどうぞ」
ことうみ「……」ジーッ
花陽「……あの、そんなにモニタを見つめても裸体は映らないですよ?」
ことうみ「……」ジーッ
花陽「うぅ……何か反応してください……」
穂乃果『~~~♪』ゴシゴシ
雪穂『~~~』ウットリ
穂乃果『―――』ニヤッ
穂乃果『~~~♪』モニュッ
雪穂『!!!!!///』バッ
穂乃果『―――!』ニヤニヤ
雪穂『―――!!!///』プンプン
花陽「これは……」
ことり「なんというか……」
海未「素晴らしすぎます!」
花陽「高坂姉妹、入浴シーンと一要素ずつ取り出しても素晴らしいですからね」
ことり「そこに穂乃果ちゃんのセクハラまで入るなんて……」
海未「なんで映像が映らないんですかっ!」
ことり「気になって今夜は眠れないよ……」
花陽「本当に申し訳ないと思っています……」シュン
海未「べ、別に花陽のせいじゃないですし」
ことり「そうだよ!花陽ちゃんが落ち込むことはないんだよ!」
花陽「そうです……か……?」
海未「ええ、だから元気出して次に行きましょう!」
ことり「うん!穂乃果ちゃん見て一緒に幸せになろっ」
花陽「うん……そうですよね!では次ですっ」
穂乃果『―――』zzz
花陽「あれ、また寝てますね……」
ことり「まだ22時だよ?いくらなんでも早すぎなんじゃ……」
海未「穂乃果はエネルギーを使いますからね、しょうがないことではあります」
花陽「そうなんだ……」
ことり「でも、寝てる穂乃果ちゃんもセクシーだよね……」ゴクリッ
海未「寝相でまくれたパジャマから見えるおへそが何とも言えませんね……」ゴクリツ
花陽「ええ、新米を思い出します……」ジュルリ
・
・
・
ことり「というわけで、本日もお時間の方がやってまいりました!」
花陽「今回は穂乃果ちゃんの一日編をお送りいたしました」
海未「まさか幼馴染の私ですら知らない穂乃果の一面があるとは、驚きました……」
ことり「この歳になってもまだ学ぶことがある、穂乃果ちゃんって凄い存在だよね!」
花陽「本当ですね……私ももっといっぱい勉強しないと……」
海未「穂乃果道は長く険しい道です、ですがこの道を歩み始めた者は皆家族です
共に頑張りましょう」
花陽「海未ちゃんっ!」ガシッ
海未「花陽!」ガシッ
ことり「と、言うわけで新たな友情が芽生えたところで今回はここまでです!」
ことり「次の放送は三年後『密着!ことほの結婚式編』です。お楽しみにっ!」
海未「こ、ことり!?」
花陽「なんですかそれはっ!」
ことり「えへへ、言ったもの勝ちだもん!早速構成考えなくちゃ!じゃあまたねっ!」
海未「ま、待ちなさいことり!」
花陽「こ、ことりちゃん!あーっと、ご視聴ありがとうございました!」
おわり